バラ科キイチゴ属
英名:BLACKBERRY 一般名:ブラックベリー
一般的に園芸屋さんでも、この名前で売っています。
Rubusがキイチゴ属のことなので、ラズベリーとも親戚ですね。
写真はまだ黒く色づく前の状態です。この状態ではまだかなり酸っぱいです。
植物の特性としては、一度根がつくとどんどん増えていきます。強いです。
垂れた枝が地面についたところからも根が出てきます。
そして何よりトゲトゲで痛い。
このようなことからイギリスでは「ヘッジ」と言って日本で言うところの
「生垣」で多くみられました。
写真は2005年の4月のイギリスです。私(柴垣)が住んでいた農場の近くの風景。
4月はまだ春になりたてで暗いですねえ。
これが一般的なイギリスの農地の中を走る道です。両脇にヘッジがずっと続いています。
先ほども述べたようにトゲが凄いのでとても中に入れません。
高さは2から3mくらいあります。
この上のほうがブラックベリー等で出来ていて、時期になるとわんさか実がなっています。
どれだけでも取って食べられるくらいあります。
私も勝手にむしゃむしゃ食べてました。
イギリスではこのような感じで敷地(農地)を区切るのが一般的だと思います。
ちゃんとこのヘッジも一年に一度くらいは剪定しています。
そういえば、生垣を刈るアタッチメントが付いたトラクターとかもあった気がしますね・・・
さすが農業大国。
日本でも同じような使い方が出来ると思うのですが、とげがすごいのでちょっと敬遠されるかもしれません。
しかし、勝手に実がどんどんなってくるのはいつみても楽しい。
庭の中の管理のしやすい部分に植えて育てていくと良いと思います。
いつかブラックベリーの生垣も作ってみたいな!