愛知県春日井市で外構の工事をさせていただきました、O様邸の紹介をさせて頂きます。
HPを見てきてくださったO様。施工場所は春日井でもJR神領駅とJR高蔵寺駅の中間あたり。
実はガーデンドクター柴ちゃんはこの場所のすぐ隣の志段味で育っているので、もう本当に地元。
小さい頃に自転車でよく遊びに行っていました。
あの頃は神領の駅の前も舗装されていなかった気がします・・・(何年前だ?)
そんな場所を工事させていただけるなんて、本当に感激です!
天然素材をポーチに使用してあるO様邸。
このポーチの天然木が、おうちのコンセプトである天然木の家を象徴していると思ったので、
ここを隠さず、活かすデザインにしようと提案をさせていただきました。
床は玄関ポーチタイルの続きで、2Fの外壁と色味をそろえた天然石を敷き詰めました。
また、花壇の笠木も同じ素材でそろえることで配色のバランスを整えています。
一枚一枚違う石の感じがいい味を出しています。
また、柴垣がO様邸の外構の象徴となるように提案した物がこちら!
天然木(ハードウッド)の最高級品であるイペを組んで作った、『表札』兼『ランプカバー』です。
やはり、ポーチに使ってあるのが天然木であるので、同じ天然木にしたい。
また、ポーチは屋根がついているので長期間の仕様が可能ですが、ここは屋根がありません。
そこで、選択したのが高い耐久性を持つイペ材。
今まで、数々の現場で使ってきましたが、高耐久性、高耐腐食性を持つイペ材は
屋外で使用する今回のような細かい木細工には最適の素材です。
そして表札はいつもお願いしている表札作家さん。
今回は和風とお願いしたら、凄い気合入れてくれまして、今までにないテクスチャの仕上げをしてくださいました。めちゃくちゃ素敵になっています。
今回のように表札だけを目立つ存在にするというエクステリアは殆ど見た事がありませんが、
このように、『おうちの素材感や元々のお家のデザインを活かしたい。』と言う場合は、
外構の必須三要素であるポスト、インターホンはお家の外壁に任せて、極力、
隠したり壊したりするデザイン要素は排除すると言う事も必要だと思います。
木製表札ランプカバーに明かりがともった写真です。
ランプカバーの模様に沿って光が伸びて、昼間とは全く違った表情を見せるランプカバー。
また、その光が確りと、後ろの天然木ポーチと隣のイロハモミジまで伸びていっています。
ここまでは、私の予想通りのライティング効果でしたが、その上のポーチの天井にまで光がこぼれるところまでは予想してませんでした。やっぱりライトアップは面白いですね。
今回のメインツリーはイロハモミジを選択しました。
大きさはかなり大きめの3m。
ファサードのデザインバランスをとるためには十分な大きさですが、このモミジがもっと大きく成長していくと更に良い感じになっていくと思います。
これからが楽しみなエクステリアになりました!O様本当にありがとうございました。
デザイナー:柴垣慎太朗