Beforeの写真をご覧ください。
以前は、ブロック塀の上に木製のフェンスをあしらった、高い塀に囲われたお庭がありました。
お客様のお悩みは、生活や家族構成の変化に伴い、物が増えてきて
お子様の自転車や三輪車・バイクなどの置き場に困っていると言うことでした。
そこで、ブロック塀の一部分を壊して駐輪スペースを提案させて頂きました。
まずは、木製フェンスをはずしてブロック塀を解体できるように準備。
ブロックの解体で塀の強度が下がることが考えられますが、その影響が少なくなるように
控え壁と捉えられる部分は残して強度を確保しています。
リフォームでは元々の構造物の形を変えることが多いため
強度が落ちることが考えられます。
そのような時は補強をすることや、強度が下がらないようなところはどこか考えて
設計をすることが非常に重要です。
そして、ブロックの継ぎ目のきりの良いところで、塀にカッターを入れハツリ機で解体しました。
土を漉き取った後に、レンガで土留を作りました。
レンガ土留の頭には、天然石の笠木(おしゃ楽 フォレストタンザク)をのせています。
こうして頭をしっかりさせる事で、ただのレンガの土留もよりどっしりと見えるようになります。
また、木製フェンスの段数を減らして再構築。
ポイントはカットしたブロック壁の部分の上に木フェンスを2本残したことで、
木製のゲートのようになっているところです。