名古屋守山区の上志段味でお家をたてる皆様こんにちは!名古屋市守山区大森で外構・エクステリアと庭・ガーデンのお店をしている柴垣グリーンテック株式会社の代表をしております柴垣です。
こちらのページは、私が10歳で志段味に引っ越しをしてきて、それ以来33年近くにわたって時間を過ごしてきた志段味に新しく自宅を建てることになり、その外構と庭を自分でつくることになったので、どうやったらプロとして安全・安心で素敵な外構・エクステリアを作ることができるか?また、何をしたら素敵な庭生活をおくることができるのかを探求していくブログシリーズです!
家を建てるとき、図面や提案されたものが気に入らないまま建てる方はあまりいらっしゃらないですよね?
そんな素敵な提案をされたお家を更に素敵にする為に、エクステリア・外構はどうすればいいのか?
どのタイミングで、どうしたら家族の笑顔が溢れる素敵なお庭にする事が出来るのか?
これから上志段味で家を建て、家族が幸せに過ごす事のできる素敵な空間にしたいと思っている方必見です!!!
皆様、エクステリア・外構と言われてどんなイメージを抱かれますか?
エクステリアで調べてみると、
と書いてありまして、敷地内の外部空間全体のことを言います。
昔はエクステリアで検索すると車の外観ばかりが出てきましたが、最近はちゃんと家の周りの画像がたくさん出てきますね。
このことから考えると、門も、壁も、カーポートも、庭も全てエクステリア・外構です。
特に、今の時代に家を建てる時に必要となる、駐車場、表札、インターホン、ポストは殆どの住宅に設置されているので、このあたりは現代のエクステリアでは必須のものになっています。
このように生活するのに絶対に必要なアイテムが満載のエクステリア。
このページは基本的に私の自宅の外構・庭についてお話をするページです(上志段味のことはほかのこともお話しします。もちろんモーニングや美味しいお店のお話も!)。
最初に断っておきますが、私が自宅を建てるのにお世話になったハウスメーカーさんはしっかりと外構・庭まで考えてプランをしてくださるとても良いハウスメーカーさんでした!!!
その点があったのでお家づくりを頼んだということも大きな要因です。
もちろん、そのままお願いするのもよかったとも思うのですが、私の好きな家に私の好きな外構と庭を作りたい!そう思わせてくださったので、私としてはそのハウスメーカーさんが作ってきたどのお家のエクステリアよりも素敵なものを作るぞ!という一心でプランを描きました。
なので、自分はエクステリアまでしっかりと力を入れてデザインしてくれるハウスメーカーさんをお勧めしたいと思っています。
でも、今の現状で日本のハウスメーカーさんのエクステリアの力の入れ具合ってどうなのでしょう?
基本的には日本の殆どのハウスメーカーさんが力を入れられていないのが実情です。
何故なら、ハウスメーカーさんはハウス(家)のメーカー(作り手)だから。
ある大手エクステリアメーカーさんの行なった調査によると、ハウスメーカーのエクステリア作りに不満を抱いているのは顧客の70%を超えると言うデータもあり、そのためエクステリアのリフォーム需要は建物完成後すぐに始ると言っていました。
何とも情けないデータだなと思ったのですが、これまで長い間エクステリア作りに携わってきて非常に納得できるデータだなと思ったのも事実です。
では、何故日本のハウスメーカーさんたちはここを改善しようとしないのでしょうか?
ここからはあくまで私の予測ですが、
①儲からない
②家を売るのに必死
③家だけで予算を食いつぶしてしまうので外構まで提案できない
④そもそも外構・エクステリアの知識がない
⑤エクステリアが重要だと思っていない
この辺りが私の予測です。
一般的にハウスメーカーがよく言う「外構予算は建築費用の1/10くらいです」からもわかるように、基本的には売り上げが家に比べると1/10なのです。
家と同じように儲けたとしても、当然売り上げの金額は1/10。
「やるだけ時間の無駄じゃん」と思ってもおかしくは無いかも知れません。
(ホットな話ですが、今日お話したハウスメーカーさんは建物が建つ土地の造成費用を全く考えていないと仰ってました。道路よりも20cmも低い土地にどうやって建物建てるんですかねえ・・・)
ちょっと書きながら、ヒートアップしてきて話が横にそれてきました・・・すみません。
ちょっとはしょりますが、①から⑤はおそらく全て正解だと思います。
これが改善されていたら、日本の街並みはもっともっと素敵になっているに違いありません。
実は私、引っ越してきた当時、志段味がものすごく嫌いでした・・・
一宮から引っ越してきた私にとってはとにかく田舎。
一宮でも田んぼの畔に入ってザリガニをとったり公園の木に登ったりと、結構自然と触れ合っていたと思うのですが、志段味は超本格的。
外に出れば蚊はとんでもなくすごい数(20から30匹くらい)で襲ってくるし、一番苦手な蛇もうようよいる。
通学路には「まむし注意」の看板が今でもありますが、マムシって何だよ!毒蛇ってマジ?
おまけに、学校で毎年一人くらいかまれるってどいうこと?
道は超狭いし、小学校まで歩いて50分て!と、突っ込みどころ満載の超ド田舎に来る前から嫌気がさしていたのですが、本当は前の友達と離れるのが嫌だっただけ。
転校初日に友達ができて、田舎問題はすぐに解決して野山へGO!
かなり山の中に入って遊んだりもしておりましたが、当時は志段味地区の区画整理事業が始まる前だったので、本当にぐにゃぐにゃの道ばかりだったし、店もほとんどなかった。
確かにすべてが不便だったのは間違いありませんが、小学校中学校までは皆同じ地区の同級生なので田舎は問題になりません。
ところが、高校へ入ってから志段味が「名古屋のチベット」と呼ばれている事実を知り衝撃を受けます。その頃から漠然と「俺は東京へ行く。俺には東京しかない。」という訳の分からない思いを持ち東京の大学へ進学。それから10年は造園屋さんでの修業をした後、イギリスへ行ったので、志段味にはほとんどいませんでした。
しかし、イギリスから帰ってきたら志段味は変わっていました。
町が区画整理によってきれいになっていたのです!!!
大きい道路ができてお店が増え、宅地も増加。ゆとりーとラインが走り、人口もどんどんと増えている!
衝撃を受けました。街って人の力でこんなにも変わるものなんだ!
でも、志段味の本当に良いところは自然がしっかりと残っているところ。
名古屋で最も標高の高い東谷山の麓にはフルーツパークがあり、森林公園、歴史の里志段味古墳群。その他にも川、池、野原・・・
実は上志段味に土地を購入したのは偶然でした。
ある条件のもと、ずっと土地を探していたのですが、ぴったりの土地がやっと見つかったと思ったら上志段味。やっぱり元に戻ってくるんですね。
私は既に新しい家に引っ越しをしまして、住んでいます。
事務所から離れて、車通勤になったので趣味の徒歩通勤ができなくなって少し寂しいのですが、その代わりに朝早く起きて子供と散歩に出かけます。
その時に、「本当に良いところだな」と自然を見ながら思うのです。
「自然の恵みを人間の生活に融合させることが真の豊かさ。その真の豊かさをエクステリア&ガーデンを作ることで広めていく」というのが私の志です。
この家と庭は私の志を実現するちょっとおおきな実験道具。
この試みがどんどんと広がって、上志段味の方が豊かな生活を手にして幸せになっていったら、志段味はもっと美しくなるし、将来子供たちもきっとこの地に戻ってきます!
私は子供たちに素敵な未来・自然を残したい!!!