豊田浄水の家その④ プラスGと構造物のバランスについてです。
豊田浄水の家シリーズででは第二回は階段とブロック塀、第三回は花壇と
その構造物のみに注目していましたが、今回はそのすべてを含めた
門まわりのバランスについて書いてみようと思います。
注目していただきたいのは縦の空間に伸びているゲート状の構造物です。
これはTOEXのプラスGという商品でアルミでできています。
本来は柱と梁を繋げて四角いフレームを作り、空間を仕切ったり目隠しをするように
使う商品だと思いますが、今回はh状の脚を4本作りその上に梁を2本渡しています。
プラスGの本来の使い方であれば脚を2本立てて梁を1本通せば フレームが出来るのですが
今回のお家の縦方向に強いデザインを考え、脚を計8本、梁を2本に増やしています。
また、このようにデザインすることによって柱の端部のデザインをいじることができます。
こうしてプラスGの縦方向のボリュームが出たので、足元にある花壇と階段、壁の
バランスを考えてそれぞれをデザインしていきました。
家はどうしたら素敵に見えるか?
それを考えた時に重要なのは、「バランス」で有ると思います。
家だけが素敵でも、外構だけが素敵でもいけない。
バランスを考えた家と外構のトータルデザイン
これが一番重要な気がします。
ここまで豊田浄水の家シリーズを読んで頂きましてありがとうございました。
次回は施工例にて最終どのようになったか見て頂ければ嬉しいです。