本日のブログは植栽についてです。
外構やお庭の工事の工程では一番最後に来るのが植栽工事です。
左の写真はブロック壁を作り、コンクリート土間や石張り、階段等
硬い物の工事が終った時のものです。
また、その後植栽工事を行ったあとの写真が右の写真です。
植物が入ると雰囲気がガラッと変わり、どこか安らげる印象にかわると思います。
この植物が入る瞬間が、私は大好きであります!!
「壁やコンクリート床などの構造物」は、生活上必要であり、あると便利なものである場合が
多いと思うので、大事な物で有ることに変わりはないのですが
「植物、グリーン」はその空間に美しさ、潤いなどを与えてくれる大切な素材です。
私共などでは、めったにないのですが、「植栽工事は後でできるので、後工事で」という方が
たまにおられます。ご予算の関係も有りますし、別にいけないわけではないのですが
植物の入らなかった外構は感じ的には完成度が50%位な気がします。
それだけ、植物の力は大きいのです。
また、植栽のない計画もイマイチ、パッとしないものになることが多いと思います。
よく「手入れが大変」「虫が嫌い」などの理由で植栽を入れたくないといわれる方がおられますが、
門まわりに1本でも植物が入ると、お家もそのまわりの空間も、とても良い雰囲気になります。
最近では、温暖化やヒートアイランド現象などで夏場の気温がぐんぐん上がっています。
しかし、緑の多い公園の近くや森の近くなどは不思議と涼しいものです。
柴垣グリーンテックでは、設計に必ず緑を入れるようにしています。
それは、植木一本の値段の価値よりも大きな価値がそこにあるから。
この仕事をしているからわかるのかもしれませんが、緑って大切です。