大変好評だった、
『ガーデンライフを変える3つのポイント!蚊が激採れだと噂のアレを試してみた設置偏・回収編』
でも蚊について書きましたが、書いた後に代々木公園でデング熱に感染したと言うニュースが出てたので
今一度、蚊について考えてみたいと思い、色々と調べてみました。
ガーデンライフの大敵。それは蚊!!
私、柴垣は本日の午前中、ガーデンリフォームをご検討中のお客様の家で現地調査をしておりました。
比較的蚊の少ないであろう午前中に訪れたので、大丈夫だろうと思っていましたが、結構集まってきました。
しかしながら、お客様が蚊取り線香を焚いて下さっていたので、なんとか刺されずに終了!!
その蚊取り線香がこれ!!
実は私、蚊取り線香が非常に苦手であります。
職人時代に蚊取り線香をつけて作業をするこが多く、それで駄目になってしまったのかもしれませんが、
蚊取り線香の臭いでふらふらして気分が悪くなってきます。
『これだけ人間に効くなら絶対蚊にも効くわ。』と思っていますが、
本日の蚊取り線香は何と!ラベンダーの香り!!
知らなかった!こんな商品があっただなんて!!
あの煙たい感じが無いので全然苦じゃない!!私にはとてもありがたかったです。
と、いきなり話しがそれてしまいましたが蚊のお話です。
下の写真はその蚊取り線香を出しているアース製薬さんのページからお借りしました。
アース製薬さんのページに載っているのはこの3種類。代表的にはこの三種と言うことでしょうか?
(日本には100種類くらいいるみたいですね。)
それぞれ特性が違って、血を吸いにくる時間も違うらしい。
アカイエカは夕方から夜ににかけて。ヒトスジシマカは昼から夕方にかけて吸いにくるみたいです。
朝はあまり活動しないようですが、今日は朝から来ましたね。
そりゃあ、そういう蚊もいますよね。生物皆生きるのに必死。
チカイエカにいたっては、地下鉄なんかでも見かけるそうです。
そして年中発生すると書いてありました。えー!年中?そういえば冬でもたまに見るような気もしますね。
蚊じゃないと思っていたけど、やっぱり蚊なんだ。
蚊の生態サイクルは?
実は日本に一年中居る蚊。そんな蚊を根絶やしにするには、蚊の生態を知ることが大切だと思い
蚊の生態サイクルを調べてみました。
蚊は
卵(1.5日)⇒ボウフラ(幼虫7から10日)⇒鬼ボウフラ(さなぎ2から3日)⇒成虫
というサイクルで成長するみたいです。
それにしても、うまれてから大体2週間で大人になるなんて凄い。きっと反抗期も無い。
と、感心している場合ではありません。蚊の成虫は1回の産卵で100から200の卵を産むようです。
例えば、1匹の蚊が200個産んで、その子達が200個産むと200×200=40000?
1匹から1ヶ月で四万匹に増える?
え、そんな・・・冗談じゃ有りませんね。デング熱が爆発的に流行する恐れだってあるんじゃ・・・
怖い。
ガーデンライフがどうとか言ってる場合じゃないかもしれない。
シンガポールのように徹底的に排除しないといけませんね!!
そこで、庭で蚊の発生しそうな場所を探してみました!!
庭で蚊が発生しそうな場所はずばり!!この3箇所!!
①コンクリートブロックの穴
この光景、よく見ます。
実はこれ、あとでフェンスを立てるかもしれないということで穴を空けたままにする
ことが原因であると思われます。
どこかに水の道が出来ていて、溜まった水が抜けていけばいいのですが
ごみとか砂が詰まった場合や、しっかりとモルタルが効いていて水の逃げ場が無い場合などは
コンクリートブロックの穴に水が溜まってそこにボウフラが発生します。
ボウフラ居るかなと覗いてみた所・・・・・
いるわいるわ。透明な長細いやつがボウフラです。
隣の貸し倉庫のCBに居たのですが
こいつら何とかしないと、すぐに成虫になってしまう!!
また、別の実験をしてみないといけませんね。
対策としては、この穴を埋めるということが必要です。
モルタルで固めてもいいし、砂をつめても良い。
とにかく蚊が発生しないように水をなくすことが大切です。
②鉢植えの皿
よくインテリアに使う植物などでは下に皿を置いて、潅水であふれた水を受けるようにするのですが
それが外の鉢植えにある場合があります。
必要かなあ?と思うのですが
うちの会社にもありました。
これをやっておくと、確かに水があふれずにキレイに保てるのですが
雨が沢山降ったりすると、ずっとこの中に水がある状態になるので
ここでも、蚊は発生すると思われます。
これは、使わないというのがいいのかもしれません。
③雨水枡(マス)の泥だめ
各家庭に絶対にあるのが雨水マスです。
これは弊社についている雨水マスの写真です。水がここへ流れるように網の蓋(網の蓋でないものもあります。網でなければ蚊は入れないと思います。)がしてあります。
実はこの雨水マス。構造的に水が絶対に溜まってしまうのです。
それは、マスの底にある泥溜めが原因。
泥溜めとはは雨水マスに繋がっている配管より下にあり、流れ込んだ土砂などを配管へ流さず留めて置く機能です。
これが無いと、どんどんと土砂が配管へ流れて行き、配管が詰まってしまいます。
詰まってしまうのはいけませんが、泥が無ければここに水が溜まります。
蓋をあけてみると・・・
やはり水が溜まっていました。
水が溜まっていて当然なのですが、水溜りがあるということは蚊は卵を生むことが出来ます。
ここにはボウフラはいませんでしたが、蚊に産卵されている可能性はあります。
また、雨が降ればそれは流れていくかもしれませんが
どこかにたどり着いた卵は孵化するかもしれない・・・・
これはどうしたらいいのだろうか?難しい。
もしかしたらあの方法が使えるかもしれないな・・・これも次回の実験にしよう!!
衝撃の事実。蚊は越冬する。
よくよく考えれば当たり前ですが、蚊は越冬するらしいです。
種類によって違うようですが、卵でも成虫の状態でも、ボウフラの状態でも
冬を越えて、生き延びるということです。
蚊は毎年毎年、出てきますもんね。そりゃあ、そうだ。
しかし、先日ニュースで何となく見たので調べてみたのですが、
2014年8月27日午前の菅官房長官の会見で
『ウイルスを媒介する蚊の越冬は難しいと言われているから、冷静に対応を。』
というようなコメントがありました。
調べてみると、媒介するのはネッタイシマカやヒトスジシマカとなっていました。
ヒトスジシマカは卵で越冬するようなので、確かに生体でウイルスを持ったままの越冬では
ないのかな。でも、今の時代ずっと暖かいところもあるからなあ・・・
やっぱり怖いな!!皆が出来るところから初めて、蚊を撲滅しましょう!!