本日は朝から、あるお客様の家にメンテナンスに行きました。
そこで、『最近カーポートから水が落ちてくる。』というお話をいただいたので
早速メンテナンス!!
その方法をリポートします!!
カーポートの屋根から水が漏れるって・・・カーポートの意味無いじゃん!!
カーポートは車を雨から守る役割をしているので、カーポートから水が漏れるというのは
大変な問題です。
そこで、原因は何か調べてみました。
今回の案件のカーポートは、三協アルミのUスタイル。
吊り下げ屋根がスタイリッシュな『モダンカーポートの草分け的存在』のカーポートです。
写真は三協アルミさんのHPからお借りしました。
このカーポート。吊り下げタイプになると雨どいがカーポートの屋根の下にくる構造になっています。
ここで一つの仮説を考えました。
屋根の上に雨が降る
↓
雨は屋根の上の面で低いほうに集まり、雨どいへ流れて行く
↓
雨どいの排水能力が低い
↓
排水できない為、雨どいから水があふれる
↓
カーポートの屋根の下から水が落ちる
このようには考えられないだろうか?
ということは原因は雨どいの排水ということになる!!
雨どいを調べてみると
屋根の下の雨どいの先には、写真の『ドレインエルボ』が付いていました。
こちらから水は排水していきます。
このドレインエルボはメンテナンスのためにあるもので
下にキャップのようなものが見えると思います。
こちらをまわすと・・・
蓋が取れます。そして中に指を突っ込んでみると
どっさりと出てきました!!やはり原因はこれだった!!
屋根に落ちた葉っぱが雨どいに集まって、最終詰まってしまったということです。
やっぱりメンテナンスは必要ですね。
メーカーさんもちゃんとメンテナンスしやすいように商品を設計されている。
調べてみると、LIXIL、三協アルミ、YKK、四国の4メーカーとも全てこのようなタイプを採用しているみたいです。
それだけ、メンテナンスの必要があるということなんでしょうね!
何でも同じだと思いますが、しっかりメンテナンスすることで物は長く使えます。
カーポートのメンテナンスなんて考えたことも無い!という方も多いかもしれませんが
これからの季節、台風や長雨、また落ち葉が沢山舞ってきます。
メンテナンスをしっかりして、これからのシーズンを乗り切りましょう!!
追記:お庭に付いているテラス製品などにもドレンエルボはついています。こちらもあわせてメンテナンスすると長持ちしますよ!(2016.6.11)