先日のブログ、
デング熱!?恐ろしい伝染病を流行させない為にも知りたい、庭で蚊が発生しそうなポイントはこの3箇所だ!!
を書いている時に、『はっつ!!』と思い出した、友達の一言。
「今年は、銅線のおかげか蚊の発生が少ない気がする」
そうだ、そういえばそんな事言ってた!!
もしかしたら、どうしても水が溜まってしまう場所に、銅を入れておけば
蚊の発生を押さえられるかも?
早速実験です!!
とりあえず、観察用の透明なプラスチックの箱を2つと、大き目のスポイト見たいなものを
買いました。全て100均です。
そして、銅線を買いに近くのホームセンターへ。
ちょっと驚いたのが、銅線は店頭に並んでいないのです。
「欲しい方は近くの店員さんへ」という札が並んでいて、奥から出してもらう。
値段が高騰していて、万引き対策?でも、値段的には0.9mm×5mで152円。
それほど高くありません。
とりあえず、実験の道具は476円で揃いました。
ボウフラを採りに、隣の貸し倉庫へ
これが、前回発見したブロックの穴です。
ブロックは基本的には、強アルカリ性なので生物は住みにくい環境だと思うのですが
平気ですね・・・このブロックは古いのでアルカリ成分は抜けちゃっているのかもしれません。
因みに一番左の穴は、見てのとおり大き目の石が入っていて、水面は少し油のようなものが・・・・
ここには1匹もボウフラはいませんでした。
水の体積も、ボウフラの成育には関係があるのかも。それに油が嫌いという可能性もありますね。
そして、AとBの穴からそれぞれ水とボウフラをスポイトで吸い上げ、容器に入れました。
容器に入れて数を数えてみた
画面上では判別しにくいですが、観察してみると
AのほうのボウフラがBに比べて全体的に大きいということ。
蚊は卵からかえって20日くらいで成虫になるそうなので、
蚊が卵を産んだ時期の違いがあるのかもしれません。
で、この中に一体どれ程のボウフラがいるのかが分からなかったので
1匹づつスポイトで吸って蓋に出してみました。
Aには27匹。Bには26匹。数はあまり違いが有りません。
蚊が卵を産む数からすると少ない個体数です。
生育する水の量が関係するのかな?
また、両方の郡のボウフラの中にはミジンコのようなタイプのものがいて、これが
成虫になる前のさなぎにあたる、「オニボウフラ」と呼ばれるものみたいです。
さなぎって、動かない印象でしたが、さすがボウフラ。めちゃくちゃ動きます。
肝心の銅は?
今回は実験には、購入した銅線と、銅の代表選手である10円玉を使用しました。
今回は十円玉3個分と同じグラム数である13gの銅を使用。
どれくらい使えばよいかは、調べてみたけれど分かりませんでしたので、適量という事で3枚にしました。
(本来は、10円玉を使ってはいけないので銅線とかを使いましょう。今回はあくまで、ためになる実験という事でご勘弁ください。10円玉は必ず後で、洗って使いますから!!)
Aには銅線を。Bに10円を使いました。
Aの方が、たくましいボウフラがいるので、表面積の大きい銅線のほうが効果が出るかと思って
そうしました。
実験スタートは9月5日14:15分
実は、実験は既に昨日開始されています。
一体どのような結果が出るのか!!
次回!驚愕の結果が!!
お楽しみに!!