道路を舗装してある素材と言えば?そう『アスファルト』です。
『アスファルトコンクリート』と言って土木系の人は『アスコン』なんて呼ぶ人もいます。
本日はこのアスファルトが可愛く装飾されているのを発見しましたので、そのご報告。
下呂で見つけたカエルちゃん
上の写真は下呂で見つけました。岐阜県の下呂市です。
先日、法事の帰りに下呂へ行きました所、このカエルに遭遇。
最初は、足元のアスファルトを見て、『何か色が混ざってるな、珍しいな。』くらいにしか思っていなかったのですが、突然カエルが現れてびっくり。
アスファルトとは元々、原油に含まれる炭化水素類の中の1番重い成分で、ドロドロしている物なのですが、これに石や砂等の骨材を混ぜて固めた物をアスファルトコンクリートとして道路の舗装等に使っています。
アスコンは、主に道路に使われています。
一般的な外構工事では、家庭の車庫スペースで駐車場としてアスコンを使う可能性は有りますが、
殆どコンクリートで工事をしていますね。
アスファルトはコンクリートに比べて養生の期間が短くて済むという利点が有るので、駐車場で
使うのにもメリットが有る材料なのですが、温度管理が難しい事や狭いスペースだと
大型の重機を使うため施工がコンクリートに比べて難しい事。
また、最終的に2台位の駐車場ではコンクリート仕上げの方が安くできるので
殆ど使われず、外構工事の駐車場はコンクリート仕上げになるのが殆どです。
あと、アスファルトが一般家庭のカースペースにあまり使われない理由は色にも有ると思います。
黒い駐車場は夏場とても暑いでしょうし、植物との相性も悪い気がします。
また、道路で使われているというイメージも車庫で使われない理由の一つかも知れませんね。
でも、今回の様に色が入ってくると随分と感じがかわってきます。
施工的には、仕上げ前に色の付いた骨材を上から撒いて転圧しているんじゃないでしょうか?
アスファルトの新しい可能性を見つけた気がします。
まだ有った面白いアスファルトの仕上げ
こちらも面白い事例の一つです。
尾張瀬戸駅の近くで見つけたアスファルト仕上げです。
多分駐車場だと思うのですが、黒いアスファルトの上に様々な色で絵が描かれています。
素晴らしい!!こちらは塗装だと思うのですが、これだけ大きなキャンバスに
美しく描ける技術は圧巻です。
どなたが描かれたのでしょうか?調べても分からなかったのですが、これが地元の
土木業者さんとかだったら日本の技術は素晴らし過ぎですね!
外構ではあまり使わないアスファルトですが、面白い可能性を秘めている気がします。
どんどん研究していきたい素材ですね!!