お庭に一つあると、見た目にも機能的にも良い『ベンチ』。
今回は、柴垣が訪れた色々な国で見た素敵すぎるベンチをご紹介します。
スペイン バルセロナにある『グエル公園』のベンチ
公園にベンチはつきものですね。
大体、どんな公園に行っても一つくらいベンチはあるもの。
ここ、グエル公園は、あのサグラダ・フェミリアで有名な建築家ガウディの設計した公園です。
この公園。本当に素晴らしい。
私が、今までに訪れたどんな公園よりも素晴らしかった!
(グエル公園の事は、またブログで書きたいと思います。お楽しみに!!)
ガウディの天才っぷりが体感できる最高の公園です。
そして、この公園にあるベンチ。これがまた最高なんです。
白いモザイクタイルの中に色とりどりのモザイクタイルが模様を描いています。
また、端が植え込みになっていて、丸く刈り込まれた植物が植わっています。
このスケール感も完璧です。とてもバランスがいい。
これだけのベンチを作るのに、一体どれくらいの費用と時間がかかるのかは想像できませんが、
今実現しようとするのは中々難しそうですね。
ただ、このベンチ。サイズ的には欧米人向きに作ってある気がして
アジア人の足の短い私には少し高かった気が・・・・
イタリア カプリ島で見たアイアンのベンチ
こちらのベンチは、イタリアのカプリ島で発見しました。
ご存知の方もおられるかもしれませんが、カプリ島と言えば『青の洞窟』。
狭い穴を抜けたその先に美しい青い洞窟がある所です。
カプリ島を訪れた初日。実は波が高くて『青の洞窟』に入れませんでした。
時間が出来た私は、一人で身軽だった事も有り、カプリ島の山の上にある街まで歩いていってみる事に
しました。
その散策の時にであったのが、こちらのベンチです。
アイアンで作られたベンチです。ご覧の通りにフェンスの一部になっています。
滑らかな曲線といい、透けて見える地中海といい、素晴らしいの一言です。
このようなアイディアは中々出て来ません。
最高のロケーションに最高のデザインベンチを周りの景観を崩さずに配置する。
初日に青の洞窟に入れなくて本当に良かったと思いました。
(次の日に青の洞窟には無事は入れました。)
ハンプトンコートフラワーショウで見つけたベンチ
こちらは、ハンプトンコートフワラーショウで見つけたベンチです。
ここまでくると、ベンチというかオブジェですね。
天然木の存在感が、周りの植木に負けずにそびえ立っています。
現実にこんなのが公園や家に有ったら面白そうですね。
設置は中々大変でしょうけど・・・
イギリスのハットフィールドハウスで見つけたベンチ
イギリスに住んでいた時、自転車で15分くらい行った所に有ったハットフィールドハウスの中にあったベンチです。
素晴らしく大きな木ですね。
イギリスの植木(特に公園等にある木)は一つ一つ本当に大きい。
こちらの、ホースチェスナッツ(日本名は多分マロニエとか西洋トチノキ)もどうでしょう?
幹周り3、4m有りそうですね。
この幹周りに合わせてベンチを作っています。
これだけの植木の下なので、夏場は相当に涼しいはずです。
間違いなく快適です。
こちらも同じハットフィールドハウスに有ったベンチですが、撮影した時期が違います。
撮影時期は新緑の季節。足元にはブルーベルフラワーが咲いているので四月か五月くらいです。
イギリスの春にはこのブルーベルが欠かせません。
春の森に入るとこのブルーベルが群生しています。
畑には黄色い菜の花が咲き、森にはブルーベルが咲く。
そして、それを眺める様に大きな木下にベンチを置く。
素敵過ぎますね。
このようにベンチを置くにはロケーションがとても大切。
また、ベンチを主役にするならば、ベンチそのものの形が素敵な物が良い。
いずれにせよ、素敵なベンチで過ごす休日のお庭。
想像するだけで嬉しくなってしまいますね。
春に向けてわくわくして来ます!!