植木は時にものすごい力を発揮します。
今回は、余り見ることの無い、植木の根が凄い画像がいくつかあったのでご紹介。
根の力は強い
植物の根はとてもパワフルです。
上の2枚の写真をご覧ください。こちらは、名古屋一の繁華街、栄にある植え込み(確か、ラシックの前です)。
間知石で作られた花壇用の土留が、押されて傾いています。
作られたときには、こんな事になるとは予想しなかったんでしょうね。
ざっくり計算してみると、この土留めの重さは
幅6m×奥行0.4m×高さ0.5mとすると1,2㎥。
白御影石の㎥辺りの比重(2.6t/㎥)をかけると
2.6×1.2=3.12t
この根っこ、3トンを動かしています。ざっくりですが、3トンです。
凄いですね。
これと同じように、街路樹の根がアスファルトを持ち上げているのをよく目にします。
3トンくらいを動かしてしまうと考えれば、アスファルトなんてへっちゃらですね。
木の種類や、樹齢、環境にもよりますが、大きい木であれば大きい根っこが存在するはずです。
庭木に写真のようなクスノキを使ったりする事は、今は殆ど有りませんが
大きくなる木は注意して植えなければなりません。
さあ、大きくなる木の凄い根っこを見てみましょう!!
大きい植木には大きい根っこがある
セコイアの根。樹齢は相当いっているはずです。
写真だけだと分からないけど、多分センペルセコイアだと思います。
こちらの木は世界一の高さになる木で、その背の高さは何と100m近くにもなるようです。
100mというと、名古屋のテレビ塔の高さが180mなので大体半分。
(テレビ塔だとわかりにくいかな・・・。でも、名古屋なので名古屋押しで!!)
アメリカのカリフォルニア州にあるレッドウッド国立公園には、このセンペルセコイアの森があって、
世界の樹高1位から3位までのセコイアがあるそうです。
凄い!!ちなみにこれは、イギリスで見たセコイアです。
こちらも、違う場所で撮影したのですが、セコイアの根っこ凄いですね。
石の上でも関係なし。完全にラピュタですね。
こちらも、イギリスで見た植木ですが石の上に鎮座しております。
幹肌からするとモチノキ系なきがします。
このくらい大きな植木になると、根っこなのか幹なのか分かりませんね。
イギリスの公園にはこれだけの木がゴロゴロしています。
守山区にも沢山の公園が有りますが、ここまで大きな植木は植わっていません。
公園が整備された歴史が浅いのが原因でしょうが、他に気象なども影響してそうですね。
春夏秋冬、日本はそれぞれ厳しい自然環境を植木達は生きなければなりません。
しかし、厳しい分だけ植木達は美しくなります!!(私はそう思っています。)
早く、春の桜が見たいですね。