先日、用事があって仕事の合間にふらりと実家に立ち寄ったのですが、そのときに昔自分が植えたのか、母が植えたのか、いくつかの球根植物が咲いていました。
考えると、何もお手入れしていないのに、何年も咲く。そして、どんどんと増えている!!
今回は春に勝手に花が咲き、お手入れ要らずの球根植物をご紹介!!
スノードロップ
こちらのスノードロップは、日本名をマツユキソウ。漢字を当てると『待雪草』。
なんて素敵なネーミングでしょうか。雪が溶けるのを待って咲いてくる花がとても素敵。
花自体が雪のようですね。
こちらも、球根植物で、植えておけば勝手に増えてきます。
どちらかと言うと、日陰が好きな気がします。
先日のブログ、『イギリスの森に入るとそこには花畑が!!庭で使いたいグランドカバーの魅力』でもご紹介していますが、群棲して素晴らしい美しさを持ちます。
ムスカリ
ムスカリも春に花を咲かせる球根植物の代表です。
知らない間にどんどんと増える。
写真は花の時期をちょっと過ぎてしまっているので下の部分が駄目になって来ていますが、
元々は円錐形をしてとても奇麗です。
アポロチョコレートの様な形?と言えば分かりやすいでしょうか?
こんなにでかいアポロも有るのですね!買っちゃおうかな・・・
そして、葉は球根植物に特徴的なちょっと分厚めなかんじですが細い。
花が終わるとずっと葉っぱが残りますが、その葉っぱは光合成に必要ですので
そのまま置いておいてあげてください。
ハナニラ
そして、わたくしが最も好きな球根植物はこの『ハナニラ』!!
この美しい薄紫の花!!何とも言えません。
私が今回紹介している球根植物は、植えておけばどんどんと広がって群生していくタイプです。
こちらのハナニラも同様。
また、このハナニラ。葉っぱをちぎると完全に『ニラ』の匂いがします。
めちゃめちゃ臭いです。
だから、食用になるのかと思っていましたが、そうでは無いようです。
こちらのネギ科のハナニラは食べると食中毒を起こすようなので食べてはいけません。
美しい物には毒が有るんですねえ。
球根タイプの植物は、チューリップの様に一度土から上げてあげなければいけない物も有りますが、
この三種類は土に植えっぱなしでどんどん増えていきます。
非常に手入れが簡単です。ほぼメンテナンスはフリー。
お庭の力強い味方です。
個人的には少し日陰になるようなポイントを作ってあげて、そこで群生させて春を楽しむのが素敵だと思います。
春は園芸の季節。ガーデンセンターへ出かけるのも楽しいですよ!