昨日は勝手に花が咲くおすすめの球根植物をご紹介しましたが、これからはお花がどんどんと咲くシーズン。
そこで、今回は手軽に空間を華やかにできるハンギングバスケットの魅力をご紹介します。
ヨーロッパで多く使われているハンギングバスケット
日本でも、ガーデニング好きの方は飾ったりされていますが、一般の人ではそれほど作られたりは指定無い気がします。
ヨーロッパではかなりハンギングバスケットが使われています。
上の写真はイギリス・コッツウォルズで撮った写真。
ホテルの飾りとしてハンギングバスケットが使われています。それにしても美しいですね。
日本ではなかなかここまで大きくなりませんが、イギリスでは湿気が少ない事が影響して
ペチュニアとかもずっと長く咲き続けます。日本では真夏になると、もう駄目ですが、
長く咲くので大きくなる。すると、こんなに美しくなります。
ハンギングバスケットを長く持たせるには管理が大切
ハンギングバスケットを長持ちさせるには管理が最も大切です。
先日こちらのブログにも書きましたが、花柄摘みは必須。
そしてなにより大切なのは水やりです!!
ハンギングバスケットや鉢植えの中にある植物は、地面に植わっている訳ではないので、
非常に乾燥しやすいです。
そこで、イギリスのパブなどではかなりの確率で自動灌水が設置されています。
このように、全てのハンギングに自動灌水システムがついている事も珍しく有りません。
それだけ、自動灌水も一般的になっているんですね。
こちらもコッツウォルズの街並。
壁面緑化もいい感じですが、花の咲く植物ではない(多分ヘンリーツタ)ので
花が華やかさを加えています。
蜂蜜色の石壁とよく合いますね。
ハンギングだけではなく、コンテナによる緑化も素敵
こちらは、イタリア・ベニスでみたホテルです。
とても可愛らしいですね。
もし、こちらの緑が無かったらとても寂し感じがしてしまうでしょう。
ハンギングでは無く、普通のコンテナに植えているだけでしょうが、土地が無くて緑を入れる事が出来ないスペースには本当に有効な緑化方法です。
こちらは、ホテルの正面玄関前の緑化。
ポイントは底の浅いコンテナでも、背の高いドラセナ等の植物と、垂れるヘデラのような植物。
このように、高さを与える作り方がとても大切になります。
ここは、イタリアの裏通り。
狭い場所でもそれぞれの窓の前には、しっかりとコンテナで緑を取り入れています。
むかし、任天堂のファミコンソフトでアーバンチャンピオンというのが有ったのですが、
そこでは、このような窓から鉢植えが落ちてくる(笑)。
こんなシチュエーションは絶対ないわ!!と子供ながらに思っていましたが、世界には有るんですね。
鉢植えを落とさない様に気をつけてコンテナ、ハンギングバスケットを楽しみましょう!!