本日の名古屋は雨。というか、ここ最近ずっと雨ですね。
もう既に梅雨かと思うくらい毎日降っています。
こうなると工事が全然進みません。
本当に困った物です。ご迷惑をおかけしていますお客様。今しばらくお待ちください。
と、話はそれましたが、本日近くのポストに行った所、ポストの前に立派なハナミズキがありました。
『おおー、きれいに咲いているなあ。』と思ったのですが、よく見ると・・・・
同じ木に違う色の花が咲いている!!
以前こちらのブログ、4月中頃に勝手に花が咲いて手間要らず!?おすすめの植木5種でハナミズキを紹介した時にも書きましたが、ハナミズキの花に見える部分は実は花ではありません。
総苞片と呼ばれる部分ですが、(今回はあえて分かりやすくする為に花と言います)色が違っています。
一番上の写真を見てもらっても、やっぱり一本の植木から違う色の花が出ている様に見えます。
例えば、ハナモモなどでは一本の植木から違う色の花が出る事もありますが、正直な所
ハナミズキでそのような物は見た事がありませんでした。
こんな種類のハナミズキが存在するなんて・・・それも、思いっきり地元の大森コミュニティーセンターの前で!!はがき出しに来てよかった!!
それにしても不思議です。
でも、どうしてでしょう?私、植木屋さんで修行していた頃にかなり多くの植木に触れていて、
相当珍しい品種等も目にしていたのですが、こんなのは見た事がありませんでした。
あまりに不思議なので、よく観察してみると・・・
どうやら太い幹が2本あって、その幹ごとに色が分かれている
よく観察してみると、このハナミズキは太い幹が2本たっており、その一つからは白い花が、もう片方から
赤い花が咲いていました。
ここで、一つ気がつきました。
ハナミズキが株立?
ハナミズキは株立が育ちにくい(基本的には育たない)品種であったはず。
親戚のヤマボウシは株立で育ちますが、ハナミズキは剪定に弱いので無理と聞いていました。
なのに、株だってます・・・・
ここで、柴垣はピーンと来ました。
株寄せのハナミズキかもしれない
そういえば、ハナミズキの株立を作るのに『寄せ株』と言う方法があったのを思い出しました。
ハナミズキを株立にする為に、苗を近くに寄せて一つの株に見せるという方法です。
生産者の友達に、このようなやり方をすると聞いた事がありました。
私も以前に、寄せ株のハナミズキの苗を見た事がありました。
でも、普通は寄せ株でも同じ色のハナミズキにすると思うのですが・・・違いますね。
寄せ株ならば、それぞれしっかりと幹も独立しているはずだと思ってみて見ると・・・
くっついてる!!
凄い!凄すぎる。植物は本当に凄い。違う品種何でしょうが、くっついてしまっています。
いやー、本当に凄い。
これで、真相は闇の中になってしまった訳ですが、こんな身近に面白い植木があるなんて、
やっぱり守山区面白いですね!!
大森に来られる際は是非ご覧になってください。大森のコミュニティーセンターの前で見られます。
今日は白色は結構咲いていましたが、赤はまだ。
こう考えると、花期も変わってくるので、寄せ株も面白そうなチャレンジですね!!