GWまっただ中。皆様どのようにおすごしでしょうか?
私は本日も、愛用のケッタ(名古屋弁で自転車)に跨がり会社へと向かったのですが、
そのときに素晴らしい甘い香りに心奪われました。
以前、庭を最大限楽しむ為に知っておくといい秘密の効果を大阪で見つけた壁泉から考えてみたでも
触れましたが、庭を最大限に楽しむ秘訣は五感が感じる庭を造る事。
そこで、本日のテーマは五感の中の一つである『嗅覚』を満たす、『香り』を楽しむ庭を作るのに
おすすめの植物を特集してみたいと思います。
ハゴロモジャスミン
一つ目はハゴロモジャスミン。本日5月3日にしっかりと開花しております。
こちらはフェンスに這わせて育てておられました。そのため背丈は1.5mくらいでしたが、
誘引をしっかりとしてあげれば3mくらいまでは大きくなるようです。
しかし、つる性植物なので、お手入れがしにくいかもしれません。
ツキヌキニンドウのようにどこで切っても出てくれば良いですが、ちょっとデリケートかもしれない・・
常緑の蔓性植物で、昨日紹介したナンジャモンジャと同じモクセイ科。
モクセイ科は幅が広いですね。でも、キンモクセイ等良い香りがするというのは共通の特徴かもしれません。
ジンチョウゲ
こちらのジンチョウゲも春に良い香りがする花を咲かせる植物の代表です。
あの香りはなんと言って表現したら良いか分かりませんが、辺り一面を支配するあの香りを
嗅ぐと、春だ!!と言う気がします。
ジンチョウゲは一度根付いてしまえば良いのですが、感覚的には環境を結構選ぶような気がします。
排水性の良い肥沃な土がポイント。
また、大きい株は移植がしにくいので、小さい苗を植える方が良いかもしれません。
カラタネオガタマ
こちらの植物はカラタネオガタマという常緑の植木です。今回撮影した物は生け垣として使われていましたが、4mから5mくらいまで大きくなるそうです。
正直な所、あまり使った事がありませんが、そのクリーム色のはなと特徴的な香りは
強烈に印象に残っています。
その特徴的な香りはなんと『バナナ』。あのバナナの香りが花からにおって来ます。
今回、その香りを何人かに嗅いでもらったんですが、皆『嗅いだ事があるけど何だっけ?』
という反応でした。
そしてバナナと伝えると、なるほど!と言う感じ。
香りは本当にバナナなんですが、例えるとちょっと青臭いバナナ。または、薄めのバナナシェイクくらいの
香りだと柴垣は思いました。
香りって、見た目も重要なのかもしれませんね。
クチナシ
クチナシは以前にもおすすめ植物で紹介しましたので、詳しくはおすすめ植物を見て頂きたいですが、
私は香りの王様。いや女王様だと思っています。
女王様だと言ったのは、その香りが気品高い女性的な感じがする為。
それは柴垣がそう感じるだけかもしれませんが、甘い香りの中にもすっきりとした感じがあり
唯一無二の香りを楽しむ事が出来る植物です。
私は、クチナシが一番好きな香りのする植物かも知れません。
ロウバイ
こちらも以前、おすすめ植物の落葉樹として紹介させて頂きました。
ロウバイです。
こちらも、素晴らしい香りです。
こちらはまだ冬の頃に一番に咲く花なので、これが咲き香りを嗅ぐと
『ああ、もうすぐ春がくる』と感じます。
いかがでしたでしょうか?おすすめの香りのする植物をここまで5種類紹介して来ました。
さっきから素晴らしい素晴らしいと何回も書いていますが、これって文章や写真では、
中々伝わらないですよね。
書きながら柴垣の文章力・語彙力の無さにがっくりしながら、それでも何か伝えられないかと頑張ってみました。
一番良いのは見つけたら躊躇無く嗅ぐ事。
五感をフルに活用して植物に触れる事は、植物をおぼえる秘訣でもあります。
香りはその役割としてはかなり大きい。
日本は世界的に見ても、四季がある島国で、かなりの種類の植物が育っている国です。
こんな国、実は珍しいのです。
沢山植物があると言う事は、それだけ沢山楽しめる可能性があるという事。
沢山自然に触れて、自然浴生活をすれば長生きも出来る!!
ゴールデンウイークは自然を満喫するにはベストシーズン。
見つけたら嗅いでみて自然を満喫してみてください!!