昨日は、蚊の発生元を特定してボウフラがわかないように対策をする事について書きましたが、
本日は蚊の発生源は他にも、『こんなところもあるんだ!!』と気がついたので、注意したい場所をご紹介します。
雨水を溜めておく為の容器が強力な発生源になっている
一番上の写真はある民家の前においてあった発泡スチロールの容器です。
見れば分かると思いますが、思いっきり雨水が溜まっている。
溜まっていると言うより、『溜めている』感じがします。そもそも、なぜここに雨水を溜める必要があるのかが分からないのですが、このような場所は蚊の発生場所には最適です。
いるかなと思って調べてみると・・・・
いますねえ。動いています。これがあのにっくき蚊に変身して我々に襲いかかってくるのです。
こ、こわい!!
どうして雨水を溜めるのかは、お住まいの方にきいてみないと分からないですが、蚊の発生源になっているのは事実。
誰も蚊なんか発生させたくは無いと思っていると思うのですが、雨水を植木にあげたり、掃除に使ったりと
目的があると、このように考えるかもしれません。
畑でよく見る、バスタブ その中には雨水が溜まって・・・
あと、パトロール中に見つけたのがこれ。
バスタブやドラム缶の中に、雨水が溜まっています。
凄い色しています・・・本当にこの水を、(野菜を作ったりする場合の)散水に使うのでしょうか?
ちょっと疑問ですが、水は水と言う考えなら使うかもしれませんね。
ちゃんと資源を無駄にしないと言う意味では良いことかもしれませんが、間違いなく蚊の発生する
場所になっている。この隣にあった、コンクリート製の水鉢の中を覗いてみると・・・
いますねえ。やっぱり。
こういう場所は、蚊にとっては絶好の産卵場所になるはずです。
蚊は、少しの水があればそこに卵を産めるそうなので、こんなプールがあったら大はしゃぎです。
ちゃんと気にして畑で水を溜めている人もいる
こちらの畑では、このように雨水を溜めるバケツに網をかぶせてあります。
これを見たときに凄く感動しました!!すごい!!ちゃんと考えている人もいるんだ。
これならば、蚊以外のものも入りにくい様な気がするので、水も綺麗なのではないでしょうか?
畑には給水する為の水道を無料で引いて水も無料にする法律を作ればいい
今までの写真から、一部の農家さんが、水が無くて困るので、水を溜める為にこのようなことをするのではないかな?ということが分かりました。
いま、日本では農産品の自給率の問題や農業に従事する人の不足などが問題になっています。
問題は色々とあって、私には難しすぎてよく分かりませんが、農業をしやすい環境があれば、
農業をする人の負担が減って、農業したいと思う人も増えるはず。
そのために法律を作れば良いのではないでしょうか?
コストのこととか難しいことは分かりません(無責任ですが、それは政治家さん。我々の代表で考えてください)。
しかし、今回パトロールで見て回った畑は、前面道路に絶対に水道管が走っているので
容易に水を引くことが出来る。(もちろん、雨水タンクなどの設置の補助金などもあるでしょうが、屋根の水を集められないので、十分な量になるかは疑問。)
そうすれば、蚊はいなくなるし、畑も充実するので緑も増える。緑が増えればヒートアイランド現象なども
緩和される。いい事ずくめ。
シンガポールでは蚊を増やすことは犯罪で、罰金や重い刑罰があるそうです。
昨年、日本でも2014年にデング熱の感染が話題になりました。
もう、日本も他人事ではないかもしれません。
それより何より、蚊が減れば日本人も素敵なガーデンライフを楽しめるはずです(←結局これが言いたい)!!
小さなことからこつこつと。
私も、頑張って活動しますよ!!