守山区の柴垣グリーンテックの庭から出て来た、ある雑草。
今までずっとかぶれると思っていましたが、実験の結果によりかぶれない事が判明。
そして更に調べを進めると、食べられる食材『イタドリ』であると分かり、調理する事を決意。
そして、2、3日アクを抜く為にずっと水に漬けておいたあいつを、とうとう食す瞬間がやって来ました!!
随分アクが抜けた感がするイタドリ
前回の調理から三日。その間、一日おきに水を取り替えてアクを抜きまくりました。
その結果はご覧の通り。
以前の薄黄緑色が茶色いような感じの色に変化しました。
見た感じは、煮物等の中に入っているゼンマイやフキのような色です。
これはもしや、超おいしい食材なのでは?と期待が膨らみます。
下処理を終えたイタドリを試食してみる
結果は動画をご覧下さい。
すごい音でしょ(^▽^;)
正直な話、相当堅かったです。そして、何よりスジすごい。
スジッスジとはこの事です。
残念だったなあ。
敗因はイタドリを摘むのが遅過ぎた。
このイタドリ、最初に採った時は3mありましたからね。
成長し過ぎだったみたいです。
もっと、茎が土から出たてで、葉っぱが出ていないくらいの物が
おいしいのかなあ。
しかし、一つだけ収穫があります。
この灰汁抜き後のイタドリ。全然酸っぱくありませんでした。
生で食べた時は酸っぱかったですが、灰汁と一緒に酸味も抜けてしまったようです。
そして、イタドリ本来の味はというと・・・・
正直、草の味です。
今回のイタドリ。そういえば根っこはまだそのままです。
もしかしたら来年も生えてくるのでは?
これって凄いことですよね!?
宿根草であれば、ずっと使い続けられる。
もし、東海大震災が来て、食べるものがなくなっても、お庭に食べられる食材があれば
ある程度食いつなげられるかもしれないし、ご近所さんにも分けられるかもしれない。
やっぱり庭いいですね!!
来年も生えてくるかな?と、ほのかな期待(と不安)を寄せつつ、ガーデンドクター柴ちゃんは、更なるお庭の役立ちを求めて
実験を繰り返すのであった!!