特注(だと思う)照明デザイン
頭上をふと見上げると、そこにはグランフロントの未来的なデザインの中に和のデザイン要素が入った
照明が!これはサクラがモチーフなのかな?円形の照明。
中心の花の真ん中に一つだけ照明が入っていて、照明の効果というよりは、飾り的要素のほうが強いかもしれませんが、周りのアールを描いたデザインの中に円が入り込むというデザインが天井で行われているのが驚きです。
こちらも照明です。四角い箱がたくさん天井についていて、その中の3つが照明になっています。
この照明も、和紙が使われているようで、和風のイメージになっています。
グランフロントは和のイメージなのでしょうか?調べましたが出てはきませんでした。
しかし、こういうデザインはシンプルでとてもモダン。
外国人の方にはとても洗練されていると映るような気がします。日本に生まれてよかったなあ。
大きく広がる『うめきた広場』を中心に広がるランドスケープ
JR大阪駅からグランフロントへ抜けるときに『うめきた広場』が見えます。
とても広い空間ですね。水あり、緑あり。広いのでとても贅沢な気持ちになります。
そして、うめきた広場には『うめきたSHIP』と言う施設がありました。上の写真です。
ここで注目したいのは、上の写真の左のほう。建物がなんだか傾いているような気が・・・
近づいてみると・・・・
柱が段々と傾いています。面白いデザインですね!屋根を支える構造になっているのか、ただの意匠か分かりませんが、このように特徴的なデザインはひきつけられます。
そしてモリゾーに出会った
そして、この『うめきたSHIP』の下に入っているカフェでモリゾー(トヨタ自動車の社長さんではありませんよ!)を発見!!
モリゾーといえば、我等が『愛・地球博』で愛知県の瀬戸と長久手の森から出てきてくれた森の精ですが、
こんなところに出張していたの?と思うくらいモリゾー。
元々は木のフレームがあってそれにアイビーが絡むデザインになっていますが、このフレームの元デザインも面白いし、アイビーも元気に絡まっています。
実は柴垣。今だから告白しちゃいますが、『愛・地球博』に行っていません。
今から10年前。ガーデンドクター柴ちゃんはイギリスで働いておりました・・・
とっても行きたかったのですが、さすがに万博見るために帰ってくる訳にも行かず、泣く泣くあきらめたのですが、10年越しにモリゾーに会えました。ツイてるわア。
ちなみに今の万博会場は愛・地球博記念公園として長久手に有ります。
ここにもモリゾーとキッコロが居ましたが、こちらの方が本物に近い気がします・・・
素材感もデザインには大切な要素
金属の柄も大切な素材感をもたらす要素の一つ。これは何でしょうか?ブリキ?トタン?
メッキがしてある素材のような感じですが、下の写真のように黒い物もあります。
こうして外で使っていると言うことは、外構やお庭のデザインに取り込めるということです。
ここで突然ですが、ガーデンドクター柴ちゃんのデザイン講座!
デザインには大切な要素が3つあります。形そのもの。色。そしてテクスチャ(素材感)。
この3つのバランスを上手に組み合わせて、全ての物について考えて行くとすばらしい空間になっていきます。私はこのことを常に考えて、やっています。
こちらはインテリアですが、面白い形していますね。
形って自由なんです。
機能もバランスも大切ですが、自由ってこともとても大切。
素材は合板だと思うのですが、組み合わせだけでここまで自由な空間になるんですね!勉強になるなあ!
大阪駅に戻る途中で発見した照明。光源は上からですが、金属の部分が下のほうで曲がっているので、反射が面白い。
私もこのような照明をデザインしたことがありますが、この考えはありませんでした。
面白い試みですね。
さて、今回のグランフロントデザイン探求の旅はこれにておしまい。
しかし、グランフロントの上にはどうやら屋上庭園があるようだし、カフェの向こう側には実は庭があるみたいです・・・まだまだ探求の旅は続いていきます。