コーヒーを淹れた後のカスが蚊取り線香の代わりになるというので実験してみて1週間。
あの失敗を乗り越えるべく、ガーデンドクター柴ちゃんは次のオペレーションに挑んでいた!!!
巨大な敵『蚊』と戦うガーデンドクター柴ちゃんシリーズも数えるとエピソード⑬。
今回は成功するのか?
全然燃えなかったコーヒーのカス
あれだけネット上で色々書かれているのに、『燃えないなんてある?』と言う思いが捨てきれないガーデンドクター柴ちゃん。そこで、もっとコーヒーカスが燃えるにはどうすれば良いのか?と思って色々考えました。そこで目をつけたのがこのお菓子。
いや、お菓子ではなくて、この中に入っています・・・
シリカゲルです!!!
これはお菓子が乾燥しない様に水分を吸ってくれる事で有名。
これをコーヒーカスの中に入れておいたらかなり水分を吸ってくれるのでは?とおもい、コーヒーカスと一緒に袋に入れて1週間後に再実験です!
より乾燥した気がするコーヒーカス
心無しか、コーヒーカスはよりさらさらしたような印象です。
これならきっと火がつくはず!今回も前回同様、形を整えましたが、より燃えやすくしたかったのでふわっと形を作ってみました。
さあ、実験です。
最終的にはマッチを15本近く燃やしましたが、全然火がつかない・・・・
実験またしても失敗・・・本当にコーヒーカスはもぐさの様に燃えて行くのでしょうか?
芯を作ったら燃えるのではないか?
結局乾燥させただけでは燃えませんでした。
と言う事は別の原因が有るのか?と思って考えてみましたところ、『芯を付けて見ると燃えるかもしれない』と言う意見が社内から噴出!なるほど!と思って早速実験。まずはマッチの棒。
そして、燃えやすそうな綿棒の頭。
そして、最後はティッシュ。
これらを燃やしてみましたが、やはり駄目・・・・
実験は完全に失敗です。悔しいですが、ティッシュが白旗に見える・・・
そもそも、コーヒーのカスがじわじわ燃えるなんてことが無いのかもしれません。
ネット上にある物はそれほど信じてはいけないという事でしょうか?
コーヒーカスで蚊取り線香が出来るの元記事を調べてみた
元の記事は英語で書かれており、コロラドとか地名が出てくるので多分アメリカのサイトです。
ここで紹介されている方法は、
コーヒーカスを乾燥させてフラットなテーブル等に置き、子供の手の届かない所で火を付ける。それだけでかんたんでしょ?
的な文章でした。そこで気になる部分が一カ所だけ有りました。それは、『乾燥した場所で』という一文。
日本の夏は暑いですが、乾燥はしていません。天気予報から見ると100%近い湿度の日も有ります。
アメリカの気候と比べると相当湿気が多いと思います。
ここが失敗した原因でしょうか?
あと、このサイトには『EPA』というものが出てきます。これはアメリカ環境保護庁なのですが、このサイトでは超あっさり紹介されています。
そこで、EPAのサイトにも行ってみたのですが、蚊で蚊取り線香の代わりになるような記事は探せませんでした・・・・
ネットの記事は良い事も有るけど、検証してみたら出来ない事も有るんだと今回学べましたね!
ガーデンドクター柴ちゃん、ちょっと成長したかも!?
これからも、蚊との戦いは続きます!!!みなさん、ガーデンドクター柴ちゃんは皆様の快適なガーデンライフの為に頑張ります!!!