スベリヒユの下ごしらえ
前回のブログで生で食べたとき徹底的に洗いました。
公園で採取した雑草ですからね。何がどうなっているかわかりません。
洗って、一日水に漬けておいて、さらに洗いました。
そして、今回はスベリヒユの味を出来るだけストレートに味わいたいので、炒めたりせずに
下茹でして、醤油と鰹節で食べるのと、マヨネーズとからしで和えるのを作ってみたいと思います。
たっぷりのお湯が沸いたらここにスベリヒユを投入します。
スベリヒユを投入したら、全体的に火が良く通るように箸でかき混ぜます。
すると、1分も経たないうちに茹で上がってきた感じがします。
急いでザルに上げて、流水で熱を取りました。そして、食べる為におひたし作る時と同様に、ぎゅーっと絞って水気を取ります。
そして、更にキッチンペーパーで水気をしっかり取ります。
こちらが茹で上がりのスベリヒユです。見た目のグリーンはほうれん草にゼンマイ足した感じですかね?
あのもりもりした感じからはちょっと量が少なくなるかなと思いますが、葉ではない部分、軸?の部分がしっかり残っているので、ほうれん草ほど少なくなるなというイメージはないです。
これも多肉植物だからでしょうか?
スベリヒユの醤油和え(というか上から醤油と鰹節かけただけ)
ゆでたスベリヒユを半分皿に盛り付け、鰹節をかけて醤油をたらしました。
これで一品完成です。さっそく実食。
これは!!!
うーーーーまーーーーーいーーーーーぞーーーーーーーー!!!
うまい!
率直な感想です。食べられるというより、『うまい』と感じました。
生で食べた時のような青臭さは一切ありません。下茹でのおかげだと思います。
醤油と鰹節とスベリヒユが何とも絶妙なマッチング。
これはもしかしたらほうれん草を食べるより美味しいのでは?と思うくらいです。
その理由は『食感』にあります。食べるとコリコリと心地よい食感があります。
これは軸の部分ですね。ここがコリコリと非常に良い食感を楽しませてくれます。
また、もう一つの理由は『粘り』。食べているとねばねばとした感覚が口の中に広がります。
同じようにネバネバする野菜で「モロヘイヤ」がありますが、正直モロヘイヤより美味い。
これは、本当に凄く美味しいぞ!今まで知らなかったなんてもったいないなあ。
学生時代に知っていたら、道端で採取してたなというレベルの食物です。
スベリヒユの辛子マヨネーズ和え
次はスベリヒユの辛子マヨネーズ和え。
下茹でしたスベリヒユに、マヨネーズと辛子をかけただけの一品です。
これも食べてみると・・・
うーーーーまーーーーーいーーーーーーぞーーーーーーー!!!
こちらも美味!!!本当に非常に美味しい。
味はマヨネーズをかけすぎたせいか、完全なるマヨネーズ味でしたが、やはり食感が効いてくる。
醤油とまた違った味わいでコレもいいですねえ。
ガーデンドクター柴ちゃん、普通に夕食時に一品として食べましたが、大満足!!!
正直、このレベルのものだったら、高級料亭でも出せると思います。
雑草だとは絶対思えません。
いやあ、知識って大切ですねえ。
今回は本当に勉強になりました。
道草を食べるのは勇気が要りますが、こんなに美味しいものがあるんだ。
完全無農薬の雑草です。
きっと自然の恵みも大いにあるでしょう。
正直、一度食べた今。スベリヒユを自然と探すようになってしまったガーデンドクター柴ちゃん。
皆さんもチャレンジしてみては?
(注意:食べる時は、細心の注意を払って、スベリヒユか確認してくださいね。
雑草ですからリスクもあるかもしれません。自己責任でお願いします!!!)