以前ガーデンドクター柴ちゃんが食べたチアシード。このときはバジルシードからの流れで食品に混ぜて食べてみたのですが、まだ結構沢山ある・・・
毎朝、ヨーグルトに混ぜて食べきろうかなと思っていましたが、ふとある疑問が沸きました。
『このチアシードって発芽するのかな?』
ガーデンドクター柴ちゃん、実験開始です!!!
お庭屋さんは種から発芽させてお庭をつくらない
私が思うに、殆どのお庭屋さんは種をまいてお庭を造るということはしていないと思います。
何故なら完成度が低いから。
もし花壇を作っても、『はい、お庭出来ました!ここに種まいておきましたからね!』では完成時に見えるのは花壇と土だけ。
肝心の花は何も無いということになってしまいます。
そこで、お庭やさんたちが使うのがポット苗です。
上のワイルドストロベリーの苗のようなヤツですね。
これだと、元々ある程度成長しているので、成長も早いし、何より何かが植わっているのがわかる。
また、『この植物は大きい株だから一つ。こいつは3つ植えよう。』などと調整もしやすいです。
しかし、種だとどのような成長になるのかが分かりにくいし、分かるのに時間がかかります。
よって、お庭屋さんの90%くらいは完全にポット苗だけでお庭を作っているのでは無いでしょうか?
かく言うガーデンドクター柴ちゃんも、ほぼポット苗で下草は植栽をします。
種を使うのはある特定のグランドカバーをやるときだけです(これは、また特集しますね!!!)。
なので、実はガーデンドクター柴ちゃんもそれほど種から植物を育てると言うことをした事がありません。
まあ、実験的に何度かやったことはありますが、小学生のときに育てた朝顔レベルです。
これも良い勉強の機会ですね!
鉢と土と種を用意する
まずは種まきの為の土台作り。
用意するものは鉢と土。鉢の一番底は穴が開いているので、そこを軽くとめておかないと水がどんどん漏れてしまいます。普通は鉢底石とかを使いますが、今回はその辺に落ちていたBBQの時に使った炭を入れました。炭も鉢底石みたいに透水性はいいはずなので代用します。その後の成長をこの鉢でさせるなら、もっと沢山入れてもいいと思います。
そして鉢に土を入れます。
ガーデンドクター柴ちゃんとしては、土はカンカンに締まっているよりも、ふかふかのほうが発芽率が高そうな感じがしたので、園芸用の土にバークを混ぜて用土を作りました。
ちゃんとしたい場合は、発芽させる為専用の土もありますので、その辺を使ってもいいかと思います。
アマゾンなんでも売っていますね。皆さんに説明しやすいです。それにしても、鉢底石のネット入りってめちゃくちゃ便利そうですね!これは使えるかも!?
鉢に土がある程度はいったら、手で軽く抑えて土の面を平らにします。余り土が多いと水を入れたときにあふれてしまうので、その辺は調整しながらやってみてください。
そして、今回は思いついたのが10月と言うこともあり、『もしかしたら寒くて発芽しないかも・・・』
と言う不安もあったため、室内で観察が出来るように鉢カバーみたいなものをペットボトルを縦に半割して作ってみました。
ペットボトルを縦に切ったことなかったですが、底の部分はちょっと分厚くなっていて切りにくいので、切断する際はお気をつけください。
種のまき方はバラまきで!
どれくらいが適量か分かりませんでしたので、とりあえず用意したチアシードはティースプーン1杯分。
これを先ほど作った鉢の上にまいていきます。
種のまき方は「筋まき」「点まき」「バラまき」三種類が一般的ですが、今回はバラまきでやってみました。
何故バラまき(バラまき政治ってここから来たのかな?)を選んだかは、、、、すみません。何となくです。
種をまき終わったら、水をたっぷりと上からかけます。水を大量にかけると種が集まってしまう恐れがあるので、ゆっくりたっぷり。
すると、種が余ってしまいました・・・そこで、ガーデンドクター柴ちゃんもう一つの実験を思いつきました。『種を水に浸けたままにしていたら発芽するのか?』です。
美味いことペットボトルに空きがあったので、そちらに種と水を入れてみました。
昔、何かのスプラウトを育てたときには、スポンジの上に種巻いて水をかけただけだったので、これでも発芽するのでは?と思った次第です。
また、チアシードもバジルシードと同じく種の外周にゼリー状のまくを張ります。
これは、たぶん種の保水の為であるので、発芽には水が重要なキーになるのでは?と思ったと言うこともあります。