2012年のチェルシーフラワーショウで果たした衝撃の出会い
こちらは、2012年にガーデンドクター柴ちゃんがロンドンで行われているチェルシーフラワーショウで見つけた自動芝刈り機です。
日本では全くメジャーでない農機具メーカー『Jhon Deere』。
私がイギリスでお世話になっていた家が農家で、ここの超巨大なコンバインが有ったりしたので、私にとっては身近な存在。
かれこれ3年も前の話なので、さすがにそろそろ売っているかなと思い、イギリスのメーカーサイトへ言って調べてみました。
しかし・・・・見当たらない。
私が撮った画像から名前は『Tango E5』だと言う事が分かったので、再検索。
関連の記事は出て来ますが、何故か商品サイトが有りません。
おかしいな?と思って色々調べていたら、ニュースリリースの中に動画サイトが有りました。
この画像は『Jhon Deere』の公式サイトのようです。
デモンストレーションの為に自社の中にパビリオンをつくり、そこで展示したようです。
このサイトが2013年という事なので、チェルシーでは一年も早く見られたわけです。
これはお得。
しかし!!!
動画を見ていると、画面の下に悲しい事実が
『Only available in Europe(ヨーロッパだけ)』
な!何故だ!!!
これこそ、最も日本で売れる商品だと思うのだが・・・
私も商売人の端くれ。
日本に輸入してがんがん売ろうかと思って今まで温めていたのですが、『それよりも、この事実をもっと知ってもらって、日本の庭のメンテナンスをもっと楽にしたい!』と思ったので、唐突に公開。
でも、ヨーロッパのみならば輸入できなかったかも。
じゃあ、日本では作ってないのかな?と思って調べてみたところ・・・
ホンダが自動芝刈り機を作っていた!!!
作っていました。
それも日本の超有名企業の『HONDA』。
そう、あの本田技研です。
しかし、日本では発売していないので『HONDA』。
こちらのページで確認して頂けますが、2013年にヨーロッパで発売されたようです。
名前は『Miimo』。
これこそ日本で発売するべき商品だと思うのですが、最初はやはり、芝生王国が沢山有るヨーロッパで試験的に発売してみようと言う事でしょうか?
値段は2100ユーロと2500ユーロ。
今のレートで日本円では2100ユーロが28万円くらい。
28万円かあ。高いですね。やはりルンバくらいのレベルで買えると一気に普及する気がしますね。
また、『ロボモウ』というイスラエルの会社が作っている自動芝刈り機もあります。
こちらだと、一番安いのは22万円ほど。しかし、これも日本では売っていない・・・
うーん残念。
機能的には、まさしくルンバの芝刈り版。
電池が無くなればやはり自分でドックに戻って充電するようです。
芝生大国ではかなり活躍すると思いますが、日本ではそこまで広い芝生も無いからな・・・
しかし、ゴルフ場やグランド等で使うという需要は必ず有るはず。
売らない手は無いと思いますけどね。
これからはロボット芝刈り機がスタンダードになる
私の実家ではルンバを愛用しています。
去年の母の誕生日にプレゼントしたのですが、もの凄く喜ばれました。
今まであげた物で一番喜ばれたな・・・
これからはやはりこのようなロボット芝刈り機が主役になってくると思います。
調べれば本田やロボモウ以外にも沢山のロボット芝刈り機が・・・
これはもう時間の問題かも。
ものによっては10万円くらいで買えるくらいの物も有るみたいです。
しかし、このロボ芝刈り機を見たとき、興奮してイギリス人の友達に話したのですが
『庭は芝刈りが楽しいのに何故そんな物が必要なの?』
と言われたのが印象的・・・
この考え方の違いこそが、イギリスの庭と日本の庭の違いかなと思ったのを思い出します。
ガーデンドクター柴ちゃん!これからも頑張って日本の庭生活を快適にします!!!