虫に葉っぱが食べられた?そんな時、素早く対策する為には虫のアレを見つけるのが近道! 2015-10-29

オリーブを食べる何かの幼虫。多分オオスカシバだと思います。
オリーブを食べる何かの幼虫。多分オオスカシバだと思います。

今日は植木のメンテナンスのお話です。

 

お庭を楽しむ方にとって、とても大切なのが植えている植木です。

高木や低木。そして下草も。

やはり庭には植木が無いと全然綺麗になりません。

自然浴を楽しむ為にも、もちろん植木は必須。

 

でも、『ちょっと見ていない間に大切な植木の葉っぱが全部なくなっていた・・・』

とか、『大切な植木の葉っぱが穴だらけで悲しい。』

と言うのはよく聞くお話です。

 

今日はそんな方々に役立つ、『植木に虫が居るかすぐに見分けられる方法』をお教えしたいと思います。

いつの間にか葉っぱがなくなる

はじめはこんな感じで葉っぱがなくなる。オリーブの葉っぱが食べられるなんて珍しい。
はじめはこんな感じで葉っぱがなくなる。オリーブの葉っぱが食べられるなんて珍しい。

大体一番初めに『あれ?おかしいな?』と思うのは、植木の葉っぱが無くなるから。

 

こちらのオリーブ。先端から葉っぱが無くなってきていました。

『あれ?オリーブが食べられるなんて珍しいな!』とおもってよーく見てみると。

大きい青虫君がお食事中でした。
大きい青虫君がお食事中でした。

大きい青虫君がむしゃむしゃと葉っぱを食べておりました。

 

オリーブも食べられちゃうんですね。オリーブは比較的虫害には強いのですが、オリーブオイルの味でもして美味しいのでしょうか?

 

このとき見つけたパターンは

 

①葉っぱが無い

 

②葉っぱの葉脈が残っている食べられた感じ

 

③観察する⇒いた

 

と言うパターンです。しかし、②なんかは専門的というか、葉の食べられ方を知っていなければ分かりませんので比較的難易度が高い。

そして、③も虫が保護色になっていることも多いので見つけにくいかもしれません。

 

そんなときに役に立つのがアレを見つける方法。

虫の『アレ』とは?

コンクリートに落ちている黒い物体。規則正しい模様がついているが?これが虫のアレ『糞』です!
コンクリートに落ちている黒い物体。規則正しい模様がついているが?これが虫のアレ『糞』です!

虫の『アレ』とは『糞(ふん)』です!

 

どんな動物でも食べたら出すは必須。

 

植物の葉っぱを食べる虫達もその点は同じ。どんな虫でも食べるところと出すところがあるのです。

この虫の糞。実は凄くよく分かるのです。

床がコンクリートの白色なので、黒色の虫の糞とよく見分けが付く。
床がコンクリートの白色なので、黒色の虫の糞とよく見分けが付く。

こちらはコンクリートに落ちた虫の糞です。オリーブを食べていた青虫の落とした糞です。

 

最初に気がつくのは、葉っぱ。そして次は床を見て糞を探します。

これだけあればきっといます。

 

他の例で見てみると

コンクリートにしみになった糞。こうなると結構汚いので早く見つけて、糞も虫も処分したほうが良い。
コンクリートにしみになった糞。こうなると結構汚いので早く見つけて、糞も虫も処分したほうが良い。

こちらも結構ふんで汚れてしまっています。

これだけあるといる事が分かります。

 

しかし、虫達は『保護色』を使ったりして上手に自分の身を見えにくくしています。

これを探すのが難しい。

結構ジーっと見ていないと見つけられません。

葉っぱの裏にいたテントウムシの幼虫。葉の裏にいると本当に分かりにくい。
葉っぱの裏にいたテントウムシの幼虫。葉の裏にいると本当に分かりにくい。

このときは葉っぱの裏にいました。

これはてんとうむしの幼虫でしょうか?テントウムシは益虫と害虫がいるのですが、今回の場合は葉っぱを食べてしまっているので害虫ですね。

また、イラガなんかも結構糞があるのでわかります。

 

こうして

 

①葉っぱが食べられる

 

②糞を見つける

 

③観察して発見

 

となるのがよいと思います。

その後の処理は、大きい青虫などの場合はこちらで書いたように箸なんかでつまんで処分したりするのが良いと思います。

小さい虫なんかは、ホームセンターなんかで植木の虫用の殺虫剤が沢山売っていますので、そちらを購入して散布するのも良いと思います。


殺虫剤ってけっこうするんですね・・・・

 

私なんかは、最後のやつを購入して薄めて噴霧器でかけたりします。

このほうが断然お得。しかし、面倒ではあります。

 

大切な植木を守るには、まずは観察!

観察が本当に大切です。

虫はあっという間に食べてしまいますからね!

 

施工例はこちら
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