【巨匠に感動!②】ガーデンドクター柴ちゃん、フランク・ロイド・ライトの素晴らしすぎる建築に感動。2015-11-13

フランク・ロイド・ライト設計、自由学園明日館の食堂。素晴らしすぎる!大感動しました!!!
フランク・ロイド・ライト設計、自由学園明日館の食堂。素晴らしすぎる!大感動しました!!!

YKKさんのの授賞式から一夜明けて、友人のS君につれてきて貰ったのは世界三大建築家の一人である、フランク・ロイド・ライトが設計をした自由学園、明日館。

昨日は、たどり着くまでをお届けしましたが、今日からは中に迫っていきたいと思います!

 

まずは受付。喫茶付き見学が600円!

まずはこちらで受付。入場券を購入します。見学のみは400円。喫茶付き見学が600円。
まずはこちらで受付。入場券を購入します。見学のみは400円。喫茶付き見学が600円。

まずは、こちらで入場券を購入します。見学のみは400円。喫茶付き見学は600円。

モーニングハンターとしての異名を持つガーデンドクター柴ちゃん。もちろん600円の喫茶付き見学をチョイス。


というか、既に受付から凄い。

この窓のデザインにすべてが語られているような気がします。

すごいなあ、と感動していますが、感動ポイントがこの受付付近にかなりありました。

木製の門扉。もちろんコレもライトのデザイン。塗り物を使って仕上げてある。凄い可能性を感じるのは私だけだろうか?
木製の門扉。もちろんコレもライトのデザイン。塗り物を使って仕上げてある。凄い可能性を感じるのは私だけだろうか?

まずは入り口に設置されている門扉。

まず間違いなく、これもライトのデザインだと思います。こんな門扉どこのカタログ探しても出てきません。三角になった門扉も目面しいし、塗り物で仕上げてあるところも凄い。今までは、『門扉と言えばアルミでしょ。』と思っていた私の常識を完全に打ち崩されました。そしてこの門扉。閉じると真ん中が飛び出るようなデザイン。こうすれば、安全面もクリアできます。子供が通う学校ですから、確りと配慮されていますね。凄い。

門の外の石の敷き方は一見ランダムに見えるが・・・
門の外の石の敷き方は一見ランダムに見えるが・・・
中は三枚づつ敷き詰められている。
中は三枚づつ敷き詰められている。

こちらは敷石のパターン。門に入るまでと、入ってからが違う。一体どうしてでしょうか?しかし、どちらの張り方もいい気がします。また、素材の大谷石。最高ですね。


そして、順路を進んでいくと、このような回廊があり、この建物へ入ると主婦の友社の展示があります。

回廊の柱と緑に縁取られた壁。窓のデザインも一つ一つ違う。
回廊の柱と緑に縁取られた壁。窓のデザインも一つ一つ違う。
順路を行くと主婦の友社の展示室があった。
順路を行くと主婦の友社の展示室があった。

ここに主婦の友社の展示があるのは、この自由学園の創始者である羽二吉一・もと子夫妻が「婦人之友」の前身「家庭之友」を創刊したからだそうです。全然知りませんでした。

ドアもただの緑色のドアじゃございません。上を見てみると・・・
ドアもただの緑色のドアじゃございません。上を見てみると・・・
こんなパターンで透かし細工があります。素敵。
こんなパターンで透かし細工があります。素敵。

またもや、中々進めないパターンです。

ライト凄すぎる。しかし、そんなに時間も無いので進みますと、突き当りが会議室。下の窓の中ですね。

大谷石と壁の色と緑に塗られた木。この色だけでも凄い雰囲気が出ている。
大谷石と壁の色と緑に塗られた木。この色だけでも凄い雰囲気が出ている。
振り向くと、こんな感じ。天井にある換気口すらデザインされている。
振り向くと、こんな感じ。天井にある換気口すらデザインされている。

すんなりと会議室の中に入れない。だって見るところだらけなんだもん。振り返れば今まで気がつかなかったデザインがガーデンドクター柴ちゃんを襲います。天井の換気口や電気があるところも凄いんだもん。

靴箱。いちいちオシャレに見える。これはライトのマジックだ!
靴箱。いちいちオシャレに見える。これはライトのマジックだ!

靴箱。これ、穴が開いているだけですが、とても良く考えられています。

入り口はすぐそこに見えていますが、他が気になって入れません。
入り口はすぐそこに見えていますが、他が気になって入れません。
灯具から伸びた木製の柱。これに旗をつけるわけでもなさそうですので、デザイン。建築も面白いなあ。
灯具から伸びた木製の柱。これに旗をつけるわけでもなさそうですので、デザイン。建築も面白いなあ。
デザインは正面だけでは無い!
デザインは正面だけでは無い!

もう駄目だ。前に進めない・・・と言うくらい、ライトデザインの宝庫。

とか言っておきながら、ライトのお弟子さんである遠藤新のデザインだったらどうしよう・・・

ま、いっか。凄いのは変わりないし。

建築モジュールを無視して入り込んでくるBIGなガーデンデザイナーのS氏。
建築モジュールを無視して入り込んでくるBIGなガーデンデザイナーのS氏。

フェンス一つとっても凄いんです。

大きな私の友人が前をふさいでいますが、このフェンスもいい。この建物は1925年に出来たそうなので90年前ですね。決して90年前の人が小さかったから天井が低く見えるわけでは有りませんので、その点はご注意ください。

会議室へ潜入

会議室。イスも全部専用設計だ。
会議室。イスも全部専用設計だ。

やっとの事で会議室に潜入しました。

また、この会議室もいいんですよね。

窓はもちろんの事、イスやテーブルも専用設計。

そして、一番驚いたのがここ。

屋根を支える柱と一体になっている窓。これぞデザインだ。
屋根を支える柱と一体になっている窓。これぞデザインだ。

屋根を支える柱が窓のサッシと一体になっています。何ともたまりません。

美しいデザインだ。
美しいデザインだ。

ここにどうしても柱が必要だったのでしょうか?それとも意匠を求めたのか?

建築の専門家では無いので分かりませんが、非常にいいアクセントになっていることは間違いありません。

ここで、勉強したいです!


長くなりすぎたので、今日はここまで。

TOPに載せた写真のところまで、たどり着けませんでした・・・まいったな。

明日は、かけると思います!

明日も乞うご期待!!!