先日から、【ハロウィン】お菓子をねだる子供達はインターホンを押してくる?外構で重要なインターホンの高さについてと外構でつけたインターホンのうつりが悪い方にお勧めのアイテムで2度にわたってインターホンの事について書いてきました。
その中で見つけたのがこちらの【ELPA ワイヤレスインターホン WDP-100】。
実は柴ちゃん。見つけたときからうずうずして使ってみたくてたまりませんでした!
何でかって?そりゃあ、ワイヤレスですよ!!!
色々と面倒なことから開放されてしまいます!!!
面倒なインターホンの弱電線入れ
まず最初に、インターホンの線ですが、基本的にこれは家の中に有るインターホンの親機から伸びてきています。新築住宅の外構工事をする場合の殆どは、インターホンの線が出してある中継ボックスの中まで線が来ています。ここまで来たものを、門塀ならば門塀まで。機能門柱ならば機能門柱まで殆どの場合地下を通して持ってきます。また、そこから門塀ならばブロックの中を通ってきます。
このときに注意しなければいけないのは、インターフォンの線は裸では持ってこれないと言うこと。
もちろん、このPF管という白色の蛇腹になった管を通してこなければならない。
上の写真のようにPF管をブロックの中に通してこなければいけません。
また、ブロックの中を通した後にインターフォン用の弱電線を挿入していきます。
それは、このような電気屋さんが使う挿入具を使って行います。
一番最初の工具が挿入する器具です。
その器具の先にインターフォンの線を繋いで、PF管に挿入します。
それがインターフォンがつく先まで出てきたら、インターフォン線を外して挿入器具を引き抜きます。
この作業は結構手間です。
特に長い距離があったり、何度も経路が曲がったりしていると、線が入っていかない。
インターフォンの場合は線が細いのでよっぽど大丈夫ですが、これが100V用のVA線となると更に厄介。
しかし!!!しかしです!!!
ワイヤレスならば、この配線が不用なのです!!!
線が不要となると、今まで日本の外構の歴史が間違いなく変わります!!!
インターフォンの線がなくなると今まで出来なかったリフォームができるようになります!
そう。インターフォンの線がなくなると今まで提案できなかった外構リフォームもできるようになります。
例えば、お家の外壁にインターフォンの子機がついている場合など。
この場合にお家の外構をクローズ外構にしたいと思ったとき、インターフォンの線をここから持ってくる必要があります(家の中からインターフォンの線を外壁まで出す工事をすればいけるかもしれませんが、、、)。そうなると、線だけが玄関の脇にちょろちょろと出てきます。
それってとても目立ちます。
安心してください!
そんなときでもワイヤレスならば、取り付けるだけ。ここのインターフォンの子機はそのままにして、新たにワイヤレスインターフォンの子機を取り付けるだけ!
便利!
また、ここからは日本の全外構業者さんにとっても有益な情報なのですが、
これがあれば仮設のインターフォンを取り付ける必要がなくなります!!!
プロの方はここまでいえばわかると思いますが、実は新築物件でもリフォーム物件でも、工事の最中にインターフォンが無いのはお客様にとっても、工事する業者にとっても不便なので、仮設のインターフォンを取り付けます。
これは、リフォームの場合は元々ついているインターフォン子機を使います。
新築の場合は、新品の子機を使います。
実はこれって結構神経使うところなのです。
それは、リフォームでも新築でも新たに取り付ける子機を仮設に使わなければいけないからです(子機は親機に対応しているので、別のものはつけられないのです)。
しかし、工事していますのでホコリが飛んできたり、悪い環境のところに設置したりする場合も出てきます。
しかし、ワイヤレスならば!
お客様に親機を渡して、杭にでもつけた子機を仮設として取り付けるだけでOK!!!
これならば、お客様のインターホン子機を傷つけたり汚したりすることはありません!!!
ガーデンドクター柴ちゃんが購入に踏み切ったのは、実はこの仮設利用で使えると思ったからなんです!
これは、お客様も外構業者も両方にとっていい。
ワイヤレスインターフォンのパッケージはこんな感じ
興奮して前置きが長くなってしまいました。
ワイヤレテレビドアフォンのパッケージはこんな感じです。
白いのが親機でグレーが子機。
その周辺機器と説明書がついています。
早速、使えるようにしてみます。
まずは電池パックを親機に取り付けます。
これは裏蓋をはずして、かちゃっと差し込むだけ。超簡単です。
そして、親機の充電スタンドに取り付けます。これも、ACアダプタにつけるだけ。携帯の充電器みたいなものですね。超簡単です。
こちらは子機を上から見た図です。
単三電池と比較してみると、普通のインターフォン子機と比べてちょっとだけ太いかなと思います。
でも、そんなの問題になりませんね。
次に子機です。子機は普通のものと同じように下部にネジ一本でとまっています。
そのネジを隠している蓋をまずは開けて
裏蓋が空いたらネジがあるので、プラスドライバーでネジを緩めていきます。
裏蓋を見るとこんな感じ。ネジの先の部分に穴があけられるようになっているので、壁などにつける場合はここを穴あけて取り付けます。
今回はまだ実験なので取り付けません。
電池は単三電池6本使います。
今回は百円均一で4本百円。なので、2本余りました。
電池を入れ終わったらネジを締めて元の状態に戻します。カメラ前に付いているフィルムをはがすと準備完了かな?
ピンポーン♪それは喜びの音!!!
さあ、実験です!!!といっても子機の呼び出しボタンを押すだけ!!!
押してみると・・・・
『ピーンポーン♪』
鳴った!!!鳴ったよ!!!
そして、画面には・・・
う!映ってる!!!映ってるよ!!!
凄いなー!!!ついに時代はワイヤレスになった!!!
このお仕事を初めてからずっと、あれば良いのにと思っていたものがついに手元に来ました!!!
すばらしい!!!
これを作ってくれた朝日電気株式会社さんには感謝状を送りたいくらいです。
(実は弊社の社長もずっとこのワイヤレスがあればいいと思っていたらしく、某メーカーには散々提案したそうです。しかし、出てこなかった。いまだに出てません。)
本当に感動!
また、次は実践的な使用リポートを書いてみようと思っています。
お楽しみに!!!
因みに下のリンクからアマゾンで買えます!便利ですよ!