まずは仮設にするための木杭を用意をする。
今回の仮設インターフォンですが、ワイヤレスなので置いておくだけでも威力を発揮する事が出来るのですが、盗難や現場作業中に蹴っ飛ばして壊れるのも嫌なので、現場で仮設インターフォンを付ける場合の最も多い方法であろう木杭に固定して、その木杭を打ち込むという方法をとってみました。
まずは木杭を用意します。
ワイヤレスでもインターフォンの高さは有線の物と同じなので、打ち込んだ後、1300から1400くらいの間になるくらいの長い木杭を用意しました。大体1700くらいかな。
その木杭にワイヤレスインターフォンの外枠を固定する作業から始まります。
まずは、インパクトドライバーで外枠を固定する為の穴をあけます。これは外枠を一度木杭に当ててみて、位置を出してから穴をあけると簡単です。
そして次に、梱包されていたプラグを差し込みます。
これが梱包されていたプラグです。
これを木杭にしっかりと差し込んで、
その差し込んだプラグに、外枠の内側からビスを打ち込みます。インパクトドライバーでズビビーーーと。
ものの5分で完了です。
これで、ここの枠にインターフォンの中身を入れれて、ビスを締めれば完成。
守山区の志段味の現場で遂に実践デビュー!
そして、ついに実践デビューです。今回は先日工事が始まった守山区、上志段味の現場です。
お客様が引っ越された後の外構工事となりますので、インターフォンは必須!
建物引き渡し後すぐに伺って仮設インターフォンを設置させて頂きました。
実際付けてみて感じたのは、「本体は外してから、外枠だけの状態で木杭を打ち込む方が良い」と言う事です。
やはり、本体が付いたままで打ち込むと、外枠と本体は下のビス一本で固定されているため、ビスの無い上の方が枠から外れて来ました。
これでは製品自体が壊れてしまうので、急遽外枠だけで打ち込みます。
がんがんと打ち込んで、大体の位置に来たら本体を取り付けます。
これで完了。
めちゃくちゃ早かったです。
仮設インターフォンはこれで決まりですね。
めちゃくちゃ早いし、簡単。それに、その場でどんな風に見えるかの確認も出来てしまいます。
写りも全く問題ありません。
いやーー、これは大量購入したい!!!
有線の仮設インターフォンを付ける場合の手順と比べてみると
①建物本体のインターフォン線の出ているボックスを空ける
②そのボックスから出ているインターフォン線を仮設用の線と繋げる
③仮設インターフォンの線を仮設設置位置まで延長する
④木杭を仮設インターフォンを設置する場所に打ち込む
⑤インターフォンを分解して本体と外枠にする
⑥木杭と仮設インターフォンの外枠を固定する
⑦外枠の中に仮設インターフォン線を入れて、本体と仮設用インターフォン線と結線する
⑧外枠とインターフォン本体を固定する
これだけの手間がかかり、手慣れていても10分。なれてないひとがやったり、現場の状況によっては20分くらいかかります。
これが3分で終わるならば、凄い時間短縮です。
(建物の雨樋などに仮設養生テープなどで固定するだけなら、時間は1分で終わるかも!!!)
一年に現場が100件あるならば1700分(28時間以上!!!)の短縮。
十年間やっていたら更に10倍の280時間11.8日の短縮です!!!
10年間で11日って凄いですね。ヨーロッパでも旅行に行けちゃう!
ワイヤレスインターフォン、相当お手軽です!!!
仮設はかなり楽になります。
それと同時に、本設もかなり楽なはずです。
電池の問題さえ無ければ、絶対ワイヤレスが良いですね!!!
パナソニックなどの大手も、とうとう参入して来たみたいなので、これから面白くなりそうです!