今日のブログは現場で見つけた、職人さんの創意工夫に感動したのでそれをお伝えします。
以前も、「腕の良い職人さんはアイディアが凄い!表札をつけるときの時短テクニック」で職人さんの工夫に脱帽したのですが、今回は道具を使いやすいようにカスタムする様子を見つけたのでそれをお伝えします。
ブロックを切断するときに欠かせないのが集塵機
エクステリアとガーデンの工事に欠かせないのが、ブロック、レンガなどの組積工事。
その際に、大きさを調整するのに必要となる道具がグラインダーなどの切削道具です。
ブロックやレンガなどは基本的に砂が入っているので、グラインダーなどできっていく際にかなりの砂や埃が舞い散ります。
これを吸って集めるのが集塵機です。
アマゾンで売っている同型の集塵機を載せましたが、吸い口がパイプになっています。
このパイプ部分で吸い込むのですが、これがブロックを切る時は使い難いそうです。
パイプは固定できないのでブランブランしてしまうんでしょうね。
そこで、職人さんはオリジナルカスタマイズ!!!
集塵機の吸い口にカラーコーンをセットして動かないようにしています。
これならば、使いやすそうですね!!!素晴らしい!!!
そして、この集塵機。
別の職人さんも同じようにカスタマイズしていました。
集塵機のホースはそのままに、ホースを固定する為のイスを取り付け、吸い口も拡大!
こちらは集塵機のホースはそのままに、パイプ部分にイスを取り付け固定できるように工夫されています。
素晴らしいアイディアだ!!!
そして、この吸い口。元々これかと思うくらいしっくりしていますが、これもオリジナル!
100均で買ってきたといっていたこのカバー。植木鉢か何かでしょうか?
すごいな!!!
どちらも凄いアイディアです!!!
さすができる職人さんは違う!!!
余談ですが、かく言う私も、職人時代に目地用のコテ(目地ゴテ)をオリジナルで作ったりしていました。
実はこの経験がイギリス時代に大変役に立ちまして、道具が無いイギリスでも無事お庭を作る事が出来ました。
その際に作ったお庭がこちら。
イギリスの材料で作るのは本当に苦労しましたが、何とか出来ました。
このときほど職人やっててよかったと思ったときはありませんでした。
集塵機メーカーの方も、この意見参考にしてもっとよい集塵機を作ってもらえると嬉しいです!!!