先日、弊社のリクシル担当のSさんに照明の事を相談していたら、
「明るさを比較する為に貸し出している照明セットがあるのでお持ちします!!!」と教えてくださいました。
そして、速攻でそれが届いたので、本日はLIXILの照明「美彩Bisai」の明るさテストをしてみました。
LIXILの照明シリーズ「美彩Bisai」は去年発売の入魂商品だったが・・・
まずはLIXILの照明シリーズ「美彩Bisai」についてちょっとお話します。
こちらの照明シリーズはLIXILが去年から出してきたオリジナルの照明シリーズで、LED電球を使い12Vという低い電圧で点灯させる事ができる入魂の商品でした。
LIXILさんはそれまで、カタログに他社さんから供給された照明を入れていたような気がしますが(100Vは今でもありました)、こちらの12Vシリーズを加えたことで一気に商品ラインナップが増えたと思います。
長いことこの仕事をしてきた柴ちゃんですが、昔はLEDなんて無かったのでエクステリアの照明は殆ど100Vで行っていました。
100Vの照明器具とおやすみタイマーのコンビは今でもちょくちょくお世話になりますが、最近はLEDの12Vシリーズが殆どです。
そのメリットとしては、電気代が安いことやLEDなので照明の寿命が長いということ(一部ではLEDでもそれほど長くは持たないとの報道も出ていますが・・・)。
しかし、最大のメリットはローボルト(12V)なので電気工事士の資格の無い人でも照明をつける工事ができること。
これはかなり革命的なことで、今では私も最初にこのようなローボルト照明を出してきたタカショーさんの照明器具ばかり使っています。
タカショーさんの照明器具はコスト的にも優れていると思いますし、トランスにタイマーをつけたところも非常に良い目の付け所だと思って私はいつもこれをお客様に提案させてもらっています(トランスのオプションもとても目のつけどころが良い)。
そこに割って入ってきたのがこちらの「美彩」シリーズ。
実は柴ちゃん、リクシル駒ヶ根研究所でロールアウト間近の新商品を見た!の時にこちらの商品を体験していたのですが、このときに美彩の弱点を発見してしまいました。
それは、「外での結線の場合の防水処理のめんどくささ」がありました。
タカショーさんの場合は「ドライコーン」という結線器具を使ってかんたんに結線する事が出来たのですが、美彩にはそれが無く、結線部分を袋につめて水が入らないようにしっかりとテープで巻いて・・・みたいな結線の仕方でした。
ローボルトなのでそれでも問題は無かったかもしれませんが、時間もかかるし、こうした結線の場合100Vのときは結構な確率で照明がつかなくなるなどのトラブルがありましたので、ガーデンドクター柴ちゃんの中では完全に却下。
防水コネクタが出るまでは使わないと宣言して駒ヶ根研究所を後にしたのですが、さすがLIXIL。
一年で作ってしまいました。
いやー。さすがですね。
接続もめちゃくちゃかんたんそうだし、防水もしっかり出来そうです。
「これならば、美彩。いいんじゃない!?」ということで、美彩でのライティングを考えてみることにしました。
しかし、ここで問題発生。
美彩を使った事がないので明るさがどのくらいなのかが分からない
そうです。使った事が無いので明るさが分からない・・・・
そうLIXILの担当者さんに電話したところ、今回の照明お試しセットを貸してくれたのです。
今回は美彩専用のタイマーがついた12VトランスとスポットライトSP-G1型45°拡散タイプとSP-G2型45°拡散タイプを貸していただいたので、その比較をしてみたいと思います。
照明の接続は物凄く簡単。
見えている電源プラグをコンセントにさして、コネクタを入れるだけ。これで電気がつきます。
簡単ですね。
家の外壁に防水コンセントがついていれば、誰でも簡単にライティングが楽しめます。リフォームとかに本当に役に立つと思います。
美彩2種類のスポットライトの明るさを試してみた
この場所から大小2種類のスポットライトの明るさを試してみたいと思います。
まずはSP-G2型45°拡散タイプです。大きいほうですね。
そして次にSP-G1型45°拡散タイプ。小さいほうです。
違いがお分かりでしょうか?
写真は私のアイフォンの自動でとりました。
何の明るさ調整もしていません。
写真ではパッと見分からないかもしれません。
しかし、ポストのあたりを見てもらうと、「ああ、大きいほうが明るいかな。」と分かってもらえると思います。
実際につけてみて感じたことは、「小さいほうのスポットでも十分いける」ということ。
回り全体を明るくしたい場合は大きいほうを選んでもいいかもしれませんが、ちょっと明るくなりすぎるような感じもします。
むしろ私なんかは、「明暗のコントラストがしっかり出そうなので、小さいほうのほうがいいかも?」と思いました。
次に値段を考えて見ます。今回はSP型を貸してもらいましたが、私が良く使うのは壁につけるSp型ではなくてスパイクタイプのSSP型なのでそちらで比較してみますが、値段的には大きいほうのSSPーG2型が定価¥30,000。そして小さいほうのSSPーG1型が定価¥22,000。
8000円の違いですが、何個もつけた場合は結構な値段差が出てきます。
迷うところですが、ガーデンドクター柴ちゃん的にはSSP-G1でいいかなあ。
これは、本当に体感してみないと分からないものですね!!!
とても勉強になりました。LIXILさんありがとうございます。
素敵なガーデンライフに照明は欠かせません!是非、皆さまもご参考ください!!!