【2016年LIXIL新商品研修会】ガーデンドクター柴ちゃんが本日6月1日発売のプラスGポイントルーフやウオールスクリーンなど駒ヶ根研究所で見た新商品の説明会に参加してきました!!!2016-6-1

2016年6月1日にLIXILが発売開始をするウオールスクリーンとプラスGポイントルーを組み合わせた門回り。
2016年6月1日にLIXILが発売開始をするウオールスクリーンとプラスGポイントルーを組み合わせた門回り。
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。
復活第一弾のスズメバチとの激闘を終え、昨日はハチつながりで大型のプランターへ上手な植栽方法などをお伝えしましたが、本日は打って変わって新商品のお話。
昨日5月31日の火曜日にLIXILの平針ショールームにて行われた新商品研修会に参加してきたのでその模様をお伝えします。
本当は、駒ヶ根研究所で新商品を見たときにお伝えし、そのあと2016年名古屋エクステリア&ガーデンフェアでもお伝えしたかったのですが、諸事情により残念ながら今回のお披露目です。
その分しっかりとお伝えしたいです!!!

注目の新商品は4つ!まずはプラスGポイントルーフとウオールスクリーン

LIXIL駒ケ根研究所にあったプラスGポイントルーフとウオールスクリーン。高さや屋根がついて迫力満点だ。
LIXIL駒ケ根研究所にあったプラスGポイントルーフとウオールスクリーン。高さや屋根がついて迫力満点だ。

昨日の新商品研修会で紹介された新商品は主に4つ。

 

まずはその中から2つをご紹介します。

写真に写っているプラスGポイントルーフとウオールスクリーンです。

 

簡単に言うとプラスGポイントルーフというのが屋根ウオールスクリーンが壁です

 

今までも屋根と壁があったけど、どうちがうの?という方も多いかと思いますが、ポイントは構造体です。

従来であれば壁の作り方はコンクリートブロックによる湿式工法により一段一段積み上げていくか、鉄筋コンクリートで作っていくかだったんですが、それだと法規的な問題(コンクリートブロックでは2.2m以上の壁は作れない)やコスト的な問題でこのような背の高い壁は余り作る事が出来ませんでした。

 

それが今回、柱と強度の高いパネルにより実現可能になったということです。

 

実は以前、施工例で上げましたタカショーさんのアートボードも同じようなものなのですが、あれはフェンス用という感じで薄く、こうしたファサードに設けるにはそれなりの工夫がいるのかなという商品だったのですが、今回のウオールスクリーンは厚みも126mmとそれなりにとってある(もう少し厚い方が素敵だと思います)ので、重厚感を持たせる事が出来ます。

タカショーのエバーアートボードで作った門塀。
タカショーのエバーアートボードで作った門塀。

上がエバーアートボードで作った門塀です。このほかにも作った事がありますので、良い写真が取れたらUPしたいと思います。

 

さあ、ここで動画の時間!!!

 

その構造体に迫る動画を同じエクステリア仲間の緑翆造園土木の中野ちゃんに協力して撮影してみました!

これは凄いですね!

 

めちゃめちゃ軽い。そして簡単な構造です。

今までの作り方はなんだったんだ?と思わせるような画期的な商品です。

 

使ってみたい!!!と思える商品です。ああ、楽しみ!

 

そして、もう一つは屋根。プラスGポイントルーフです。

こちらは従来からあったプラスGというフレーム商品の屋根として新たにラインアップされたものですが、これも門周りの屋根にはとても使い勝手がよさそうです。

 

ウオールスクリーンとプラスGポイントルーフの組み合わせ。
ウオールスクリーンとプラスGポイントルーフの組み合わせ。

こちらの屋根も、面で支えるタイプや柱で支えるタイプなど色々なタイプが選べます。

 

デザインの幅が広がりそうですね。

主な使い方は、門周りの屋根やアプローチ通路の雨除け。また、壁と上手に組み合わせて自転車置き場なんかもできそうです。使い方はかなり豊富にできるなあ。

 

デザイン的には薄さがちょっと気になりますが、LIXILさんによればこの薄さで耐雪20cmを可能にしているらしいです。それは凄いことですね。薄さも、奥行きまで見せるつかいかたをすれば、素敵に見えるかな~。

 

近年、こうしたファサード周りの高さを与えた商品が増えてきたように思います。

去年のE&GフェアにYKKさんが出されていたエクスティアラアーチも、門周りを素敵に見せる演出が可能です。

 

YKKさんのエクスティアラアーチ。乾式施工で従来の湿式よりも施工が早くなる。
YKKさんのエクスティアラアーチ。乾式施工で従来の湿式よりも施工が早くなる。

YKKさんのエクスティアラアーチは壁と屋根のパターンを選ぶタイプです。

それに比べてウオールスクリーンは元々壁と屋根が別の商品なので組み合わせが沢山出来ます。

これは注目したいポイントかなとおもいました!

 

あ、すみません。いつの間にか違う話になっていました。

 

プラスGポイントルーフの話に戻りますが、

こちらのポイントルーフ、普通の屋根(カーポートやテラス)に付いているものがオプション設定だそうです。

何か分かりますか?

 

それは・・・・雨樋!!!

 

こちらの商品では雨どいがオプションだそうです。

まあ、確かに一枚1m×2mの屋根なのでそこまで神経質になることでもないかもな~と思いましたが、どうなんだろう?

標準品は、屋根に筋道をつけて屋根の一部から多く水を排水する為の工夫をしているようです。

色水を屋根に流した画像がこちら。

 

プラスGポイントルーフの屋根に流れる色水。ガイドをつけてあるので、一部分から水が落ちやすいしかけがしてある。
プラスGポイントルーフの屋根に流れる色水。ガイドをつけてあるので、一部分から水が落ちやすいしかけがしてある。

画像が粗くて申し訳ありませんが、確かに一部分から落ちているようです。

オプションで3万円くらいか・・・これは迷いますねえ。

でも、ガーデンドクター柴ちゃんならつけさせて頂くようなきがしますね。

 

ということで長くなってきましたので、今日はこの辺で終わりにしたいと思います。

 

次回は他のLIXIL2016年度の新商品について書きたいと思います!!!

お楽しみに!!!