イロハモミジの幹に開いた穴
早速ガーデンドクター柴ちゃんが現場に急行してみると、電話いただいたとおりイロハモミジの幹に直径1cmほどの穴が開いています。
これは!あいつしかない!そう、ゴマダラカミキリです!
穴部分を拡大してみるとこんな感じです。本当はもっとおがくずが足元に溜まっているのですが、お客様が除去してくださったのか余りありません。
昔はよくカミキリムシを採って遊んでいた記憶もありますが、私はシューシューなくのでシューシュー虫と言っていたような記憶があります。これって方言でしょうか?
あの当時は、カミキリムシがこんなに悪さ(人から見たときは悪く思えますが、自然界では無ければならないライフサイクルだと思います。)をするなんて思ってもいなかったものですから、無邪気に遊んでいましたが、お客様が困っておられるとなればガーデンドクター柴ちゃんは立ち上がらなければ成りません。
そこで、早速ホームセンターに行ってTOP画像にのせた針金とカミキリムシの幼虫専用のキンチョールEを購入!!
このキンチョールEですがめちゃめちゃ高い!
1380円もしました!
普通の園芸用の殺虫剤は700円800円位かな?と言うイメージがありましたが、1380円です!
何でこんなに高いの?と一瞬ためらいましたが、行くしかないと思い購入!
アマゾンにも売っていますね。でも、私が買ったやつはやっぱり高いですね。それに比べて中身は多分同じものですが、ちょっと姿の違うものも売っていました。
こっちのほうが割安ですね。これは売っていなかったなあ。
また、同じくホームセンターで針金も購入しました。針金は一番安いスチールでいいです。余り細すぎると使いにくいかもしれませんので、ある程度のものを。柴ちゃんは1.2mmくらいの太さのものを選びました。これは198円でした。
駆除作業開始
まずは針金から試します。
針金は直接穴に差し込んで、中にテッポウムシがいたら針金で仕留めます。
こうすると、どちら方向に穴が向いているのかもわかります。
しかし、実際のところこれまでガーデンドクター柴ちゃんも試したことはあるのですが、一回もこれで当たったことはありません。
この方法は修行時代に聞いたんだったかなあ?
害虫の最も的確な駆除の仕方は、見つけて薬剤も使わず直接処理することなので、理にはかなっているのですが・・・
実はこの穴、成虫のカミキリムシが出てきた後です。
だから幼虫のテッポウムシは以内可能性が高いんですが、一穴に一匹とは限りません。
だから針金を入れてみるんですが、やっぱり今回も手ごたえが無い。
そこで活躍するのがキンチョールE!!!
三方向ノズルをもったキンチョールE!!!
こちらがキンチョールEです。普通はスプレーのようなノズルがついているのですが、こういう細いノズルもついています。
これが本当に優れものでした。
実はこのノズル。先で穴が三つあり、三方向にスプレーできるのです!!!
この発想は無かった!
凄いぞキンチョール!
早速一吹きしてみると・・・
中からおがくずが出てきた!!!す、凄いぞキンチョールE!!!
こんなにパワフルだなんて全く予想していませんでした。
これなら中にもしまだ幼虫が残っていたとしてもひとたまりもないでしょう。
適度いに噴いてこれで終了。
最後に穴をビニールテープでふさぎました。
本当は園芸用のパテか何かで埋めるといいのですが、薬剤入れたてなのでちょっと木に悪いかなと・・本当に何となく思ったので今日はビニールテープで穴をふさいでおきました。
また、様子を見て外して、処理をしたいと思います。
でも、カミキリムシが出てきた後で処理してもしょうがない気もする。
これって木の中に入っている幼虫を見つけて処分する方法はあるんでしょうか?
ガーデンドクター柴ちゃんの探求は続きます!