仮設工事とは?
そもそも、仮設工事とは何か?
家を建てたり、外構やお庭の工事をされた事がない方は、チンプンカンプンかもしれませんね。
お家やビル、公園や商業施設など、工事現場には必ずと言っていい程あるのが仮設設備。
名前から行くと、仮の設備という事になります。
例えば、工事現場に危ないから入らない様にするバリケード。水道を使う為に引く仮の水道。
電気を使う為に引く仮の電気引き込み線等、現場を作ったり安全を守る為に作る設備の事を仮設設備といい、それを設置する事を仮設工事と言います。
今回柴ちゃんが行う仮設工事は外構の新築工事。
上の写真を見てもらうと、建物以外は何もない状態だと分かって頂けると思います。
これにお客様が住む為に必要な「階段・インターフォン・ポスト・表札・仮設アプローチ」をつけ工事の期間、安全のため外部からの侵入を防止するカラーコーンとバーの設置を行います。
今回のメインは仮設階段工事
アマゾン凄い!なんでも揃いますね。この辺だと思いますが、商品をはあくまでイメージです(実際に買われる方はしっかりと使える組み合わせかを考えて購入してくださいね!)。
これに、あとはこれを組み立てるのに使う工具。
アマゾン本当に凄いですね。なんでもある。
まずは、最初に単管パイプを階段を作りたい所へ置いてみます。
大体こんな感じでしょうか?
ここで最初のポイントは、単管パイプは固いので置く部分によっては傷がついてしまう可能性があるので、それを防止する為に養生をする事。
ここでは青いプラスッチックの養生材を用いています。
次に階段の一段目を軽く付けてみます。
こうすると分かるのが、この階段の角度。
角度によっては全然使えなくなってしまうのであらかじめ見ておく必要があります。
この仮設用階段のステップは4段階に角度が調整できます。
仮で付けた物の角度が急だったので取り外してここの調整を行います。
そして取り付けた一段目がこちら。
角度良さそうですね。
それもそのはず。写真の単管パイプの足元をご覧下さい。
土の中に埋まっていますね。これがかなり重要なポイントです。
単管パイプは足元をしっかりと埋めて安定させると同時に角度の調節をする。
そして、単管パイプの足元を
しっかりとつき固めて固定します。
これが重要。
何でもそうですが、やったままでは行けません。つき固めて安定させる。
造園屋さんで修行してた時は石を据えるのでも何でも、これが基本のように教わった気がします。
この後、階段の両サイドに単管杭を打ち込み、金具で固定します。
これで階段完成。
また、隣に仮設のワイヤレスインターフォンを立てて、ポストを設置。
ポストは養生テープを貼っておいて、ここにお客様のお名前を書き入れます。
こうすれば、表札代わりにもなります。
階段の先から伸びるゴムマット。
2年くらい前から導入していますが、これがいい品質です。
物によっては、段々と固くなっていって使い難くなってしまう物もありましたが、これはずっと柔らかくて使いやすい上にしっかりとしています。
これは良い買い物しましたね。
そして、道路との境界部分にカラーコーンとバーを設置して仮設工事完了。
他の工事が満杯で、工事までしばらくありますが、これでお客様も安全に通って頂けます。
これも大事なお仕事。
ガーデンドクター柴ちゃんはお庭作りにたいして手を抜きません!!!
あと、最後に余談ですが、今回も大活躍したワイヤレスインターフォンですが、子機の電池が切れてました。12月に最初の電池を入れたので7ヶ月は持ちました。
この七ヶ月間は電池入れっぱなし。これは仮設で使うだけでちょっと勿体ないので、これからは電池を抜いて保管しておこうと思います。
それにしても、インターフォンの仮設は本当に楽になりました。
もうこれ無しでは考えられません!!!
ありがとうワイヤレスインターフォン!!!