木質を追求した人工木デッキ材
今までの樹の木シリーズ1・2・3から、その後継種の現『樹ら楽ステージ』。
代替わりするごとに品質は向上しております。
ガーデンドクター柴ちゃんの工事でも、最近ではウッドデッキの8割以上が人工木になっているのではないかと思う程、人工木の人気は高いです。
以前も人工木と天然木の違いをお伝えした事はありますが、人工木を使う最大の利点は「メンテナンスがほぼ不要」という所。
天然木を使うと必ず起こる『色あせ』が人工木ではかなり起き難い。
また、腐ったりシロアリに食べられたりもしない(起き難いという事です。シロアリはコンクリートも食べるのでゼロではないと思いますが)し、割れたりささくれたりもしない。
と、利点がかなり多い人工木デッキ。
昔に比べると値段もかなり安くなって来ているので、売れているのだと思います。
しかし、そんな人工木デッキにも弱点はあります。
それは、デッキ表面の温度上昇と質感。
表面温度の上昇はデッキ材の進化により、抑えられて来ました。
三時間おいておいた場合の表目温度が今の樹ら楽ステージだと53度くらい。
触ると、さすがに熱い!ってなりそうな温度です。
しかし、天然木でも温度は上がります。
正直な話、ハードウッドでは同じくらいの温度になるようです。
これはまた、後日実験してみたいですね!!!
そうなると、後は質感。
これがクリアできれば、人工木の問題は何も無くなります。
そこで現れたのが、今回の『樹ら楽ステージ 木彫』。
『繊細な木質のニュアンス』
これは自信が有る表現ですね!
今までの樹ら楽ステージとは明らかに違う表面の質感。
これは細かく凹凸を付けているからより加工された天然木の質感が出ている。
これは非常に楽しみな素材が現れましたね!!!
早く実物を見てみたいです!
値段は樹ら楽ステージより1割くらい高い
そして気になるのはお値段なのですが、比較してみた所、従来の樹ら楽ステージよりも『木彫』の方が1割くらい高いです。
新しい技術が使ってあるのでそれくらいはするでしょうね。
あとは、実物の質感ですね。
これは楽しみですね!!!
8月末に訪れる予定のLIXIL駒ヶ根研究所で見せてもらえるようなので、これもリポートして行きたいと思います!!!