スケッチアップは汎用CAD
実はこの前書いたスケッチアップのブログ。思いのほかたくさんの方に見ていただきまして、「これほど関心が高いのか!」と驚きました。
となると、実際にスケッチアップがどれくらい外構・造園で使えるのか?と言うところが皆さんは気になっているはず!
そう思って、社長に公開できる図面を書いてもらいました。
ガーデンドクター柴ちゃんが思うに、外構工事をするくらいなら十分いけます。
しかし、ここまで出来る様になるには、かなりの時間がかかっています。
そうなのです。そこなのです。
このCADはできるようになるまで非常に時間がかかる。
弊社社長は5,6年かかってます。
何故なら、汎用CADだから。
手書き派のガーデンドクター柴ちゃんは触ったことが余り無いので、なんとも言えませんが、やり方が無数にあるらしい。何でも出来ちゃうと言うことですね。
何でも出来ちゃうので、逆に使いにくい。
しかし、外構の専用CADメーカーさんのRIKさんやオーセブンさんのCAD、1週間あればこれくらいまでは簡単に出来るでしょう。ここは大きな差ですよね。
これがあるから、中々こちらに切り替えるのに踏ん切りがつかないというユーザーさんは多いと思います。
しかし、汎用CADにはいいところもあります。
汎用なので建築、機械、木工、家具、等世界中にユーザーがいます。
2011年度には何と、ダウンロード数が3000万本もダウンロードされたそうです。
凄いですね。
そして、そのユーザーが力になります。例えば、Youtubeに彼らがUPした動画がたくさん載っています。社長もこうした動画を見ながら一つ一つ学んで行ったそうです。
こうして書くと、凄いマニアだと改めて実感しますね。
また、スケッチアップにはプラグインソフトがあります。
これは、まあ簡単に言うと武器みたいなもので、見つけてダウンロードすると新しい事が出来るようになる。例えば、文字を簡単に入れられたり、壁を簡単に作れたり。
しかし、それも日本人のユーザーが少ないので殆どが英語。
出来るか出来ないかを繰り返し一つ一つ確かめて行くそうです。
そんなこんなでスキルをためた弊社の社長。
今では、(元々ある資料によって色々条件は変わるそうですが)上記のようなものならば半日くらいでできるそうです。
また、スケッチアップの良いところは作ったもをぐるぐる回して見られるところ。
なので、プレゼン時にはお客様にどんな角度からも見ていただく事が出来る。
こうした所はガーデンドクター柴ちゃんが推進する“手書き”にはない所です。
この辺は凄く良いと思いますね。
手書きは手書きの良さがあるので、私のお客様にはとても喜ばれるのですが・・・
レンダリングソフトで激変!これがスケッチアップか!?
こちらが、スケッチアップで作成した3Dモデルをレンダリングソフトでレンダリングした状態です。
線画チックだった物が、一変します。
いくつかご覧下さい。
いかがでしょうか?
かなりのクオリティが出ていると思います。
こちらは、『LUMION』というソフトでレンダリングした物です。
レンダリングって何?と言う方に簡単に説明しますが、CADソフトは画質をもっと良くする為にレンダリングという事をしています。
私が昔、15年くらい前に使っていたCADでも同じ様にレンダリングしていました。
なので、「未だにレンダリングってやるんだ・・・時間がかかって面倒なのに。」と思ったのですが、それが業界のスタンダードなんですね。
今回のルミオンも弊社の社長が見つけて来ました。
これも、かなりのかけですよね。
使えるか分からないのに、チャレンジするその精神は凄い物があります。
もう本当に完全マニアでございます。何故かと言うとそのお値段。
これはスケッチアップ(11万8千円)よりも完全に高額!!!
お値段は225,000円!!!
こちらのサイトで買えると思います(購入は自己責任でお願いいたします)。
でも、こちらのルミオン。ただレンダリングが出来るだけじゃございません。
こんな事も出来る様になります。
動画です。
これがLUMIONの真骨頂なのかもしれません。
凄い時代になりましたね。
こんなのもう、現実かCGかどうか分からない・・・
プレゼンテーションも凄い時代になりましたが、最後は実際に出来たものがどれだけの出来なのかと言うところに尽きる。
お客様はプレゼンを買うわけではなく、実際に作るお庭や外構を買うわけですからね。
ガーデンドクター柴ちゃんは、お客様の笑顔があふれる庭を作りたいと思ってやっています!!!
さあ、今日も楽しいお庭を作るぞ!!!