先日の鳥取の地震でもブロック塀の倒壊が起こった
先日の鳥取での地震で残念なことにブロック塀の倒壊が起こったようです。
ツイッターで衝撃的な写真が出ていたのを見ました。
下の写真は東日本大震災の時の写真です。
このようにブロック塀は倒れる事があるんです。
普段生活していると、倒壊するなんてことは微塵も考えないと思いますが、ひとたび大きな地震や災害が起きると、このようになってしまう可能性がある。
それは、経年劣化だったり施工不良だったりするわけですが、実はしっかり作ればブロック塀は安全に作る事が出来るんです。
まずはこの前紹介したブロック塀の耐震診断が先だと思いますが、その後もし家のブロック塀が安全でないと分かったら、どうしますか?
一番良いのは『やりかえる』と言うのが一番良いかもしれません。
しかし、そこには値段や工事期間など色々と懸案事項があり、電球を替えるくらい手軽にできるわけではありません。
そこで今回建築展で見た耐震補強金具の登場となります。
建築展に出ていた大林株式会社さんの『FITパワー』
実は先日よりお伝えしている建築展ですが、こちらの大林株式会社さんからJPEX(日本エクステリア建設業協会)に所属する企業として柴垣グリーンテックに招待状が来たのでお邪魔させていただきました。
その展示と言うのが今回紹介する『FITパワー』。
真ん中に移っているL型の金物。これがFITパワーです。
耐震性、安全性が不安なブロック塀に取り付けて、それぞれの力を高めようと言う趣旨の金物です。
ブロック塀の高さによって金具の背の高さが違います。
ここで注目したいのが下に開いている穴。
これにロックボルトを入れてコンクリートで充填します。
このような感じになるようです。これくらいであればボルトのところに穴を掘ればよいだけ。
かなり作業は簡単で済みます。
そしてブロック塀自体をL金物でどのように止めるかもポイントですが、壁の向こうにも金物を出してその金物とL金物でブロック塀を挟むという構造です。
なるほど!
この商品かなり素晴らしいのではないでしょうか?大林さんは
①手作業による高額なコストが無くせる
②取り付け後の利便性喪失が無い
などの利便性があると仰っていました。確かにその通りです。
正直な話、家のブロック塀が倒れるなんて誰も考えません。
しかし、現実には起こることです。
また、大きなお庭をお持ちの方で、外周ブロック全部をやりかえると凄いコストがかかるので、こちらで耐震補強をしてまたブロック塀を使っていくという方もおられるそうで、リフォームの時にも使える頼もしい味方になるのではないかと思いました。
大林さん!良い商品をありがとうございます!!!
業界にもっと浸透するようにガーデンドクター柴ちゃんも頑張ります!!!