上志段味は古墳があると小学校の時教わった気がします
今、上志段味地区は区画整理もかなり進んで、一大住宅地が出来上がりつつあります。
そんな上志段味はガーデンドクター柴ちゃんの出身小学校である志段味東小学校がある地域。
柴ちゃんは小学三年生の時にこちらの小学校に転校してきましたので、当時の衝撃は良く覚えています。
一言で言うと物凄い田舎。
しかし!!!30年経った今はもう別の未来都市のような気がします。
めちゃくちゃ綺麗に整備されています。
本当に良い街に生まれ変わったと思います。
(それに比べて実家のある中志段味は全く変わらず・・・いいのか悪いのか分かりませんが・・・)
そんな上志だみ地区ですが、70基もの古墳が集中しているそうです。
え!?70もあるの?それに古墳は1基、2基と数えるの?
知らないことだらけです。
小さな頃に良く遊んでいた勝手神社が古墳だと聞いた事がありましたが、そのほかにもたくさんあるとは・・・
この上志段味公民館のあるところに勝手神社があります。もさっと緑に囲まれています。
そして、今回紹介するのがここから右にある円形の施設。
これが、上志段味大塚古墳です。
ガーデンドクター柴ちゃんはかなり上志段味でお仕事させていただく事が多いので、しょっちゅうこちらの地域には行くのですが、去年くらいだったかな。この古墳の整備が行われていました。
元々は木が生えて草ボーボーだったので、全然古墳と分かりませんでした。
以前、弊社近くでも古墳があるとお話しましたが、これも言われないと全然分からない。
何せ作られたのが4世紀から7世紀くらいの間。
何時代なの?と思って調べてみると、3世紀までの弥生時代のあとに来る古墳時代!!!
弥生の後に古墳があったんだ!もう忘れてしまっていますね。
その頃は上志段味はかなり最先端の場所だったわけです。なんせ、古墳が70基。
そんなに多く作るなんて、相当経済的にも発展していないと出来ない話ですよね。
志段味にそんな歴史があったなんて・・・面白い!!!
こちらが古墳の説明。
確か今年できたばかりなのにもうこんなに色あせている・・・
こちらの大塚古墳は何と!「帆立貝式」の古墳!
帆立貝式!面白い!!!中央の絵を見ると確かに帆立貝♪
この帆立貝古墳、何と登れます。
帆立貝式古墳の上には神の祭壇が!
ちゃんと階段が出来ています。
普段古墳に触れる機会は全くないので分かりませんが、登っていい古墳なんてはじめて。
古墳だけにこーふんします(言っちまった)。
祭壇でしょうか?
何だか良く分かりませんが、こんな感じになっています。
結構広いんですが、ピンコロ石で何かをかたどってあります。
なんだろう・・・
と、ここで登ってみて思ったことですが、たったこれだけ登っただけでも景色が違う!
ぐるっと見渡せて面白かったのでパノラマで写真を撮ってみました。
表面の仕上げは?
そして、ちょっと気になったのがこの古墳表面の仕上げです。
拡大してみると・・・
こんな感じでした。
石はこの古墳から出土したものを一部使っているそうです。
歴史がここに復活したわけですね!!!
その石の周りは茶色いモルタルのようなもので固められています。
それに指で押さえたような感じ。他はざらついた仕上げなのに何で?ちょっと不思議です。
もしかしたらこのあたりだけ、市民が参加して作ったのかもしれませんね。
何かそんなイベントがあったような気がしてきました。
上志段味にはこれから歴史の里という施設が作られて、一大テーマパークになるそうです。
こちらに名古屋市が作った歴史の里基本計画と言うものがありました。
何と!平成30年にはフルオープンするらしい!!!
これからも上志段味は熱い!見逃せませんね。
柴ちゃんもこれからもっと古墳を探求したいと思います!!!