透明な花を持つ植物?
この花にはかなり驚きました。先に半透明の何かがついています。
形はデフォルメされたチューリップのよう。
普通に考えればこれは花なのでしょう。
ガーデンドクター柴ちゃんでも、こんな花見たことありませんでした。
それも、この花が咲いている植物。これはワイヤープランツです。
プロの方は分かると思いますが、これ相当厄介な植物なんです。
一見、ワイヤーのような華奢な枝葉ですが、これが見た目とは大違いでめちゃくちゃ勢力旺盛。
地植えにすると正直手がつけられないほど繁茂します。
よってガーデンドクター柴ちゃんは殆ど植えません。
植えるとしたら鉢植えに植えます。
鉢植えの場合は逆にこの強さがとてもマッチして、中々かれません。
そういう意味ではとても良い植物です。
それに、今回発見したようなこんな面白い花が咲くとは、ちょっと見直しました。
触ってみると・・・
ぷにゅぷにゅしています。
半透明の部分は殆どが水分かな。言ってしまえば多肉植物のような感じです。
あと、特徴的なのはこの先に付いている黒いもの。
これは多分「種」ですね。
今の状態でもかなり硬い状態。
ここでガーデンドクター柴ちゃんの考察なのですが、この半透明な部分は種が水分を得る為の部分なのではないでしょうか?
ワイヤープランツはヘデラと同じで、どこからでも根っこを出してそこら中に根を張ります。
なおかつ、このような種の発芽システムもあるので凄く繁茂する。
お、おそろしや~!!!
これは植物を良く知っていて、実際に剪定作業などをした事のある人しか分からないと思いますが、ワイヤープランツの繁茂は本当に凄い。放っておくと庭に有るもの全てを多い尽くすほど強力な植物。
相手すると「これは絶対に地植えにはしない」と心に誓うはずです。
しかし、花は面白いですね!!!
身近にもまだまだ知らない事があったんだと感動したガーデンドクター柴ちゃんでした!!!