ブロックの穴は『蚊』の最大の発生源?
これまでもガーデンドクター柴ちゃんは蚊と戦ってきました。
一番初めの蚊の羽化率を調べる実験ではボウフラをブロックの穴にたまっている水の中から採取しました。
ここの穴はもう砂利で埋めてしまいましたが、今回はお客様から
「既存ブロックの穴を埋めてもらいたい」というご要望を頂きました。
一番上の写真が今回埋める穴です。
結構な数があります。
中を覗いてみると・・・・
かなり深い!
深いと言っても3段積みのCBですが、これは全部埋めようとすると砂利にせよ砂にせよ結構な量が要ります。
今回のブロック塀は家の奥のかなり行き難い場所にありました。
それに、古い既存のブロックなので強度も心配です。
これに砂利や砂をつめるとブロック塀自体にかなりの重さが出てしまいます。
重くなったブロックが地震で揺れたりしたら・・・
3段だし人が通る所でもないので、安全性はそれほど問題ないと思うのですが、
作り直すのも大変です。
何か良い物がないかな〜と思ってガーデンドクター柴ちゃんは考えました。
そこでおもいついたのがこれ!
プチプチ
そうです。我らがプチプチです。
お皿や割れ物を防護するときに使うあのプチプチ。
ホームセンターで1ロール198円で売っていました。
プチプチを人生で初めて購入しました。
ホームセンターには大きさも色々あってちょっと楽しかった。
このプチプチを適度な大きさに切ってブロックの穴につめます。
こんな感じです。
結構大きめに詰める。下に穴があいているので落ちて行かない様に、ブロックの穴の面積とプチプチの接地面積をおおきくして摩擦を多くする訳です。
しかし、これだけでは雨水がプチプチの表面にたまる可能性もあります。
それにちょっとした隙間もあるかもしれないのでそこから蚊が出てきちゃうかもしれない。
なのでここに砂利をいれます。
こうすればもう蚊は発生する事ができません。
プチプチのおかげで、砂利の量もかなり少なくできましたし、ブロック塀の重さもそれほど増えていません。
成功です!!!
しかし、今回は更に万全を期す為にここをモルタルで埋めました。
完璧だ!!!
これで、水が中にどんどん入るという事は無くなりました。
降った雨は基本的には表面を伝って両脇から流れて行きます。
実はこのような方法は昔からやられていたのですが、その頃は新聞紙を使っていたそうです。
確かに新聞紙なら嵩(かさ)を稼げます。
しかしながら、ブロックは完全防水ではないので水はある程度染みて行きます。
すると中に入っている新聞紙は腐ります。
腐ったら落ちるのでモルタルも一緒にひび割れたり落ちたりという事が起こるかも・・・
と思いました。
私はこれが嫌だったので、今回はプチプチにした訳です。
解体する場合はちょっとゴミの分別が必要になると思いますが、たいした量ではありません。
また、もし解体するならそれは一体いつの事なのか?
今回の場合、大きな地震なんかが来ない限りそうとう後の話になります。
それよりも快適な暮らしの為に蚊の発生を抑える!!!
又一つ、ガーデンドクター柴ちゃんの蚊対策がここに誕生しました!!!