【柴垣グリーンテック研修旅行2日目】工場見学の後に行った国宝『瑞龍寺』が凄かった!2016−11−29

YKKさんの工場見学のあとに訪れた瑞龍寺。国宝です。本当に素晴らしい。
YKKさんの工場見学のあとに訪れた瑞龍寺。国宝です。本当に素晴らしい。
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。
今回は工場見学の後に行った国宝『瑞龍寺』のご紹介です。

加賀二代藩主 前田利長公の菩提を弔う為に作られた瑞龍時

瑞龍寺の総門。ここから中へ入る。
瑞龍寺の総門。ここから中へ入る。

こちらが瑞龍寺の総門です。

ここから中へと入っていきます。

 

しかし、ガーデンドクター柴ちゃん。ここへたどり着くまでも気になるものがいっぱい。

まずは参道で見つけました。

瑞龍寺へ向かう参道には左右に黒松が植えられていた。きれいに手入れをされ、低木を守雪囲いがされている。
瑞龍寺へ向かう参道には左右に黒松が植えられていた。きれいに手入れをされ、低木を守雪囲いがされている。

こちらが参道の様子なのですが、左右に黒松が植えられていて、とても趣があります。

そして、ガーデンドクター柴ちゃんが気になったのが松の低木。

この上に竹で囲いが作ってありました。横から見ると雪が防げるように見えるのですが、正面から撮ると・・・

こんなに間があいていて雪対策になるのかしら?
こんなに間があいていて雪対策になるのかしら?

結構隙間がある!こんな様子で、雪対策になるのか???

 

 

この程度なら一粒一粒が直接下のサツキにかかるんでは・・・?

誰か、雪国の人教えてください。

 

そして、次に凄いのがこちらの鬼瓦。

 

 

 

こちらが、法堂に乗っていた鬼瓦。でかすぎる。
こちらが、法堂に乗っていた鬼瓦。でかすぎる。

でかい!!!隣の建物がトイレなんですが、同じくらいの背丈。

 

一体どんな建物が総門の奥にあるのか?気になります。

 

 

瑞龍寺の総門を抜けると国宝の山門がお出迎え

広い敷地に砂紋が書かれていた。大変そうだ。
広い敷地に砂紋が書かれていた。大変そうだ。

こちらの山門は国宝です。生憎の天気なので余り写真が良くありませんが、それは立派な建物でした。山門自体も凄いのですが、それを引き立てているのがこの砂紋。砂利に凹凸をつけて、波を表しています。

 

これだけ広い面積本当に大変だなあ。昔は、『石建僧』といって庭を造ることを修行とした僧侶の方がいたといわれていますが、毎日砂紋書くのも大変だろうな・・・と思っていたら発見!!!

 

アルミ製の砂紋を書く専用道具発見!!!
アルミ製の砂紋を書く専用道具発見!!!

砂紋を書く専用の道具です。総門に立てかけてありました。

なるほどね。これを使うのね!

 

それでも大変な面積です。アルミで軽いと言ったって物凄い重労働だと思います。

頭が下がります。

仏殿は凄い精度で作られている

国宝の瑞龍寺の仏殿。ここまで来ると凄いの言葉しか出てこない。
国宝の瑞龍寺の仏殿。ここまで来ると凄いの言葉しか出てこない。

こちらが瑞龍寺の仏殿です。こちら、総欅造り。

中はさすがに仏様がおられるので写真を撮るのが憚られましたので、外だけですが、本当に圧巻。

 

日本は凄い。昔の人物凄い。

これを造るのにどれだけの年月がかかったのか。日本は京都だけでなく、日本中にこういうものがある。本当に素晴らしい国だと思います。日本人に生まれてよかった。感謝。

仏殿の向こうに銅版葺きの法堂が見える。しかし!写真を撮り忘れてしまった!
仏殿の向こうに銅版葺きの法堂が見える。しかし!写真を撮り忘れてしまった!

最後に法堂があったのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました。

法堂も国宝で素晴らしい建物でしたが、床が冷たい!

お参りの為に中に入ったのですが、足がしもやけになるあの感じ。子供の頃にやっていた剣道場のあの感じを久々に味わいました。

 

今回の柴垣グリーンテックの研修旅行はこれでおしまいです。

今回も全員無事に帰ってくる事が出来ました。

本当に良かった。

 

楽しく為になる研修が出来たのも参加してくれた皆様のおかげです。

これを糧に、更なる良いものを造っていけたらと思います。

 

頑張ります!!!