笠木がなくても壁が汚れにくくなる方法がある!ちょっとした事だけどお客様に喜ばれるよ! 2017−1-12

アルミ笠木を使った門塀のデザイン。3年経っても壁が全然汚れていませんでした。
アルミ笠木を使った門塀のデザイン。3年経っても壁が全然汚れていませんでした。
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。
今回もその続きで笠木のお話にしてみたいと思います。

笠木(かさぎ)がどうして汚れを防ぐのか

画像は四国さんのカタログから。壁が汚れない為には雨だれを防ぐ事が重要なのだ。
画像は四国さんのカタログから。壁が汚れない為には雨だれを防ぐ事が重要なのだ。

こちらの画像は四国化成さんのカタログに載っている笠木の説明なのですが、大変分かり易かったので使わせてもらいました。

 

笠木がどうして壁の汚れを防ぐのかの答えはまさしくこれ。

 

壁の頭頂部におちた雨が壁を伝うのを防ぐから笠木は壁を汚し難いのです。

 

え?たったそんな事?と思ったあなた。そんな事なんです。

しかし、これが本当に効いてくる。

 

下の画像をご覧下さい。

 

右から左へブロックの頭頂部に傾斜を付けて雨だれを門塀の裏に流す様にしている。
右から左へブロックの頭頂部に傾斜を付けて雨だれを門塀の裏に流す様にしている。

ブロック塀の頭頂部を真横から見た画像です。

 

右から左へと傾斜がついているのが分かると思います。

ガーデンドクター柴ちゃんはいつも、こういったデザイン的に笠木を付けたくない門塀等は裏に雨だれがくる様に頭頂部に勾配を付けています。

 

これだけでも実は汚れ方が結構違う。

 

雨だれが起き難い門塀正面の画像が下の画像です。

こちらの面は雨水が落ち難い様にしてあります。
こちらの面は雨水が落ち難い様にしてあります。

こちらの門塀も丁度三年くらい前に施工させて頂いた物になります。

 

前はそれほど汚れが見えませんね。でも、昨日ご紹介したアルミ笠木が乗っている門塀に比べると汚れが目立ちます。

 

しかし、これが裏になると・・・

更に汚れが目立ちます。

 

ここまで来ると、雨だれというのがハッキリと分かるレベル。

まあ、門塀の場所にも寄りますが、3年くらい経つと塗り壁はこれくらい汚れてくるんです。

 

ブロックの天端に勾配付けてもこれくらいです。

もし付けないとなると、正面も裏も均等に汚れる。

 

 

塗り壁に汚れは大敵。

 

 

ちょっとした事ですが、やってあげるとお客様も喜んでくれますからね!

ガーデンドクター柴ちゃんはお客様の笑顔が何より見たいのです!!!

 

今日のブログはこの辺で終わりたいと思います。

 

しかし!意外に奥が深い笠木シリーズ。

お庭のお役に立ちそうなので次回はさらにアルミ笠木のことを書きたいと思います!!!

 

お楽しみに!!!

 

今回もお庭に役立つブログがかけました!皆様のおかげです!ありがとうございました!!!