一体レーザーレベルは何に使うのか?
まずはレーザーレベルって一体何に使うの?と言うところからお話します。
簡単にお話しすると高さを測るために使います。
昔は高さの測量って二人一組で、測量機械(ティルティングレベルやオートレベル)のレンズを覗いて箱尺の高さを見る人とその箱尺を持つ人の二人必要だったんですが、このレーザーレベルを使うことによって一人で測量ができるようになった画期的な道具。
今、ティルティングレベルってアマゾンで売っているのかなと調べたのですが、もう売っていないんですね。オートレベルは売っていました。
というか、今までティルティングレベルとオートレベルの違いが分かっていませんでした。
どちらも機械を覗き込むタイプの測量機械でティルティングは自分で水平を完全に調整。それに対してオートレベルは機器自体が完全に水平でなくてもそれを自動的に補正してくれるタイプ。
正確な測量は今でもこの覗き込むタイプで行われるようですが、外構造園では一人で出来るレーザータイプが多いのではないでしょうか?
今調べてみて分かったのですが、レーザー測量機はメーカーによって色々と呼び方が様々。
レベルプレーナーとか電子レベルとか回転レーザーとか好き勝手呼んでいるようです。
そんなレベルがちょっと前に壊れた。
こちらがその状態。レーザーレベルの受信機の電池を繋ぐ部分がブちっと取れてしまったのです。
今までは現場で養生テープなどを使ってだましだまし使ってきましたが、使いにくい。
実はこれ、無くなったおじさんの会社で使っていたレーザーレベルで、形見のように貰ったもの。
電池を使えば今でもしっかり使えるのでぜひとも直したい。
なので修理しなきゃなと思っていたのですが、こんなことの為に修理屋さんに出すわけにも行かないし・・・
と思った時にガーデンドクター柴ちゃん思い出しました。あれの存在に!
中学の技術の時間に買って使ったハンダゴテ
そうです。ハンダゴテです。
中学校の技術の時間に購入して使っていたハンダゴテ。
その当時は「一体こんなもの買っていつ使うんだよ!」と思っていましたが、使いましたね。
でも、中2だとすると14歳?もうすぐ39歳の柴ちゃんなので実に25年ぶりにお目見えしました。
物持ち良いなあ。
それにしてもこれ使えるのかな?
早速電源を入れてみると・・・
本体に埋め込まれていた電気が赤く点灯しています!
「こいつ、動くぞ!!!」とアムロの台詞を口ずさんでしまう程感動。
凄いですね。日本のものって。
時間が経ってくると、何か独特の焼けたにおいのようなものがしてきます。
「あー、これこれ。」と25年ぶりの香りに感動しながら、ホームセンターで購入したハンダをハンダゴテで溶かしていきます。
「ジュッ!!!」と言う音を期待するのですが、無音。
しかし、確実にハンダは溶けて線はくっつきました。
できたーーーーー!!!
25年ぶりのハンダゴテ作業。とても楽しくさせてもらいました。
志段味中学校で技術の指導をしてくれた植田先生。
大変役に立ちました。感謝いたします!!!
これでしばらく弊社のレーザーレベルも活躍が続きます。
何だか幸せですねえ。