敷地と図面を照らし合わせながら、実際の施工位置をスプレーでマーキングしています。
今回マーキングした理由は・・・・
① お施主様に、確認していただく為
図面で見るだけではわからないことも、実際の現場で実際の位置・サイズを見ていただくことで完成のイメージが格段にしやすくなります。
② 設備配管(雨水マス、汚水マス、給水管 等)や道路、その他既存状況との取り合いが問題ないか確認する為
エクステリアのプランが、実際にプラン通り施工できそうか、確認します。
ブルーのスプレー線が、ブロック積みのラインです。
設備マスにはぶつからないことが確認できました。
ブロック積みの予定ラインと設備マスがぶつかってしまい、そのままではブロックが積めないということも、割とよくあることなのです!!
その場合は、ブロック積みの位置か、マスの位置、どちからかを動かさないといけません。
工事が始まってから気付くと、大変なことになるので、事前に確認が必要です。
(※そういう経験もたくさんしてきました・・・。汗)
そして、
境界杭の位置、境界線ラインを確認して、そこからどのくらいの寸法を空けるのか、必ず確認が必要です。
ブロックの位置が、少しでも敷地境界からはみ出してしまっていたら、大変です。
必ず、境界線から数センチの控えを取って、絶対に敷地から出ないようにします。
敷地から何センチ控えるか具体的な寸法を事前に必ず決めてから工事をします。
玄関ポーチの階段を作る予定なので、位置と高さを図って出したところ、タイルが貼り足りないことがわかりました。
すぐにタイル屋さんにタイルを貼り足してもらうようお願いすることが出来ました。
タイルなどの材料は、注文してから納品されるまで、配送に数日掛かってしまう為、
もし工事が始まってから不足に気付いて急いで注文しても、タイルが届くまで工事がストップしてしまいます。
事前に気付くことが出来て、良かったです!
お施主様にも位置関係を確認していただけたし、職人さんとの打ち合わせもスムーズに進んだし、タイル貼りの不足にも事前に気付くことが出来たし、一石三鳥のスプレーマーキングでした!!