今日は、ガーデンドクター柴ちゃんが見つけた四日市のスケスケビルディングに付いて書いてみたいと思います。
えらいセクシーなビルに釘付けのガーデンドクター柴ちゃん
先日、エクステリアの勉強会に参加する為に三重県四日市市に行ってきました。
その後の懇親会に行く途中、車を停めて直ぐの所でガーデンドクター柴ちゃんのレーダーが反応!
「おうっ!すけすけのビルだ!!!何これ!!!」
と、興奮して写真を撮りまくっていたのですが、その後ろ姿が盗撮されていた・・・
柴ちゃんの後ろ姿ってこんな感じなんですねえ。
写真撮っているときは構図が気になるので、もう夢中。
撮られている事など全く知らずにバシャバシャ撮っていました。
柴田さん撮影ありがとうございます。
記念に載せておきました(笑)。
話は元に戻りますが、すけすけビルです。
私の記憶する限り、スケスケのエクステリア・外構という物は見た事が無い。
あ、でもフェンスとか隙間の空いた物ならスケスケ?
その辺りの線引きは難しいですが、こんな感じのエクステリアは見た事が無いです。
建築で出来る事はたいていエクステリアの世界でも出来る。
もちろん合う、合わないの素材的なお話もあるのでしょうが、大体出来る。
ガーデンドクター柴ちゃんが思うに、外構・エクステリアとは建築をよりよい物に見せる為の物。もちろん機能なども大切ですが、それと同じくらい大切なのがこの役割。
その為に、出来るデザイナーならば色々なデザイン手法を使って建築と外構の統一感を出す事をするのですが、その一つが「反復(はんぷく)」と言う手法。
簡単に言うと、建築で使ってある材料や色を外構でも使って全体的に統一感を出すという事です。
この辺りの事って、エクステリアデザインの基本中の基本なのですが、世の中の外構で出来ていない事ってかなり多いです。
全く違う色の化粧ブロックで門塀がいきなり出来上がったり、建築で使われていないR満載のデザインがエクステリアに使われていたり・・・
こういうのってちょっと悲しいですよね。
柴ちゃんは真剣に守山区を美しいガーデンシティにしたいと思っています。
そしてその輪を守山区からどんどんと広げて行きたい。
その為に、デザインは本当に真剣に取り組んでいます。
ですので、他社の図面で安くやってくださいとか、緑は全く要りませんとかあり得ません。
おっと!話が大分それていました。すみません。デザインの事となると興奮してつい。
気を取り直してすけすけビルを解剖してみましょう。
パンチングメタルがスケスケだった
スケスケの正体はこれでした・・・・
パンチングメタル。
パンチで穴をあけた金属板ですね。
これが螺旋状の階段部分に巻かれていたので透け透けに見えた訳です。
このパンチングメタルは更に立体的に折れ曲がっていました。
なので、ちょっと遠くから見たときにはレースのカーテンの様に見えたんですね。
当然、風にはそよぎませんが一見レースのカーテン。
こんな風に見せる方法があるんだと感心しました。
中に入ってみるとまた違ってみる。
設計者のこだわりが随所に見られる作りですね。
これは奇麗に収まっていますが、多分作るの凄く難しい気がします。
良い勉強をさせて頂きました。
このビルは近鉄四日市駅の近くの繁華街にありますよ!気になる方は是非見に行ってみてくださいね!!!