前回は、壊れたフェンスを交換工事! の内容にてお送りしました。
今回は、【境界杭】についてのお話です!
境界杭は、一般の人にとっては普段気にするものではないと思いますが、我々エクステリアの工事に携わる人間にとっては、非常に重要であり身近なものです!
先日、散歩をしていたら、ついつい境界杭に目が行ってしまい、色々な種類の境界杭があるなぁと思ったので、写真をたくさん撮ってきてしまいました!
まず、境界杭とは何かというと、
土地と土地の間に打ち込んである杭で、土地の境界の目印となるものです。
境界杭と境界杭を結んだ線が、境界線(境界ライン)です。
四角形の土地だとしたら、その四隅に境界杭があるはずです。
五角形の土地だとしたら、五本の境界杭があり、複雑な形をしていたとしてもその折れ点の数だけ境界杭があるはずです。
境界杭といっても、本当に「杭」であるものから、杭ではないものまで色々あるので、少しだけ紹介してみたいと思います!
トップの写真同じく、こちらはコンクリート製の境界杭で、一般的な普通の境界杭です。
矢印の先端が、境界点です。
こちらも、赤い塗装が剥がれてしまっているだけで、上の写真と同じくコンクリート製の境界杭ですね。
こちらも同じくコンクリート製の境界杭ですが、矢印の形が違いますね。
こちらは、杭でななく、鋲(びょう)です!
金属鋲の十字の中心が境界点です。
こちらは、金属プレートですね!!
ブロック積み等があって杭を打つスペースが無い場合は、このようにプレートが張ってある場合も多いです!!
以上が、今回発見した境界杭なのですが、
同じ住宅街の、同じ通りに面した100メートルくらいの区画だけで、これだけ違う種類の境界杭が見つかったのは驚きです。
皆さんも、ご自宅や、勤め先、近隣の境界杭がどんなものか、試しに見てみてはいかがでしょうか?
今まで気にも留めなかったようなことほど、改めて注意深く観察してみると、なにか新しい発見があって、楽しいと思いますよ!!