今回は、先日フェンスの修理工事をした際の写真をご紹介します。
近隣を走るトラックが、切り返しの際にフェンスにぶつかってしまったとのことでした。
上の写真を見ると、フェンスの柱が根元で折れていて、パネルも曲がり、下のブロックにも黒い傷跡が付いてしまっています。
以前もフェンス交換工事の写真をご紹介しましたが、その時は、ブロックには傷がついていなかったので、フェンスのみの交換で済みました。
しかし、今回は、フェンスだけでなく、下のブロック積みにも車が当たっていたらしく、跡が付いてしまっていた為、ブロック積みも修理することになりました。
一旦、既存のブロックを壊します。
昨日ご紹介した、黄色い鉄筋保護キャップもしっかりと使用していますね^^
既存のブロックを綺麗に壊したあと、新しいブロックを積んでいきます。
そして新しい柱を立て、
柱を固定するモルタルが固まった後、パネルを取付けます。
無事に、修理完了しました!!
同じフェンス修理工事でも、フェンスのパネルだけの交換だけで良いのか、柱も交換が必要なのか、そして、ブロック積みも修理が必要なのかによって、工事の規模が大幅に変わってきます!
どこが壊れて、どこまでの修理が必要か、事前に確認して、しっかりと正確に判断しましょう!!
今回の工事前、
事前に状況を確認した際、ぶつけられて傷ついたブロックは手前の上段の1丁だけだったので、必要最低限その1丁だけ交換すればよかったのですが、私の頭の中で修理工事のシュミレーションをしたところ、上の1丁だけを綺麗に壊すのは難しいだろうなと思いました。
およそ、上段のブロックを壊すと、下段のブロックも一緒に割れてしまうだろうと思って、当日はブロックを2丁持って行きました。
そしたら案の定、上段のブロックを壊した際に、一緒に下段のブロックも割れてしまったので、2丁交換することとなりました。
工事をしてもらったのはこの道何十年のベテランのブロック職人さんなので、誰が工事をしても、割れてしまったことでしょう。
安易に、傷ついたのが1丁だから1丁だけ交換すれば良いだろうと考えていたら、当日、ブロックが足りなくなって、工事が出来なくなってしまうところでした。
難しいのは、お客様のお金でブロックを買っていただいている訳なので、やみくもに多めの数量を買って持っていくことは出来ないということです。
本当に必要最低限の材料だけを購入し、金額を押さえる必要があります。
なので、正確な数量の予測が必要になってくるわけです。
今回は、
今までの経験によって、正しい判断、予測が出来て、本当に良かったです。