今回はその続きで、車庫コンクリートについてもう少し掘り下げてみたいと思います!
前回のブログで、
柴垣グリーンテックでは、車が乗り入れする車庫のコンクリートを打つ場合の基準がしっかりと決まっているということを言いました。
その基準(決まり事)はいくつかあるのですが、今日はそのうちの一つをご紹介します。
一つ目の基準は、
「溶接金網はΦ6×150×150を使用する」
というものです。
溶接金網?? Φ??
正直な話、
入社したばかりの時は、専門用語ばかりでまったく意味がわかりませんでしたが^^;
簡単に説明すると、
溶接金網とは、前回も紹介したワイヤーメッシュのことです。
コンクリートの中に埋め込む、金網のことです!
こちらがワイヤーメッシュです。
ワイヤーの意味は、「金属でできた網状のもの」
メッシュの意味は、「網目、四角いマス目」
まさに、金属を四角く網状にしたものです!!
そして溶接金網というからには、重なり部分は溶接されてくっついているということですね!!
そして、次の言葉、「Φ」とは・・・
読み方は「ファイ」や「パイ」と読み、円の直径を表す記号に使われています!
なので、「Φ6」というのは、直径6mm(ミリメートル) の太さのワイヤーでなければならないということなんです!!
建築業界では、一般的に、長さを表す数字の単位はミリメートルが使われます。
1m(メートル)という言い方はあまりせず、いつも1000mmという表記を使います。
なので、単位が書いていなくて、ただ単に「Φ6」としか書いていない場合は、その単位はミリメートルであることが多いです。
ワイヤーメッシュは、街の金物屋さんや、ホームセンターなどで、誰でも気軽に購入することが出来ます。
そしてこのワイヤーは色々な種類の太さのものが売っているので、使用する用途に合わせた太さのワイヤーメッシュを選びます。
ワイヤーの太さが太ければ太い程、コンクリートの強度が強くなるので、
アプローチ用(車が乗らない)にする場合の基準はΦ3.2となっているのですが、
車が乗る場合は耐久性が高くないといけないので、ワイヤーの太さも太くないとダメということでΦ6以上のものを使おうということになっています!!