前回は、 コンクリートの中に埋め込むワイヤーメッシュについて、お伝えしました!
柴垣グリーンテックでは、車庫コンクリートを打つ場合の基準がしっかりと決まっていて、
そのうちの一つ目は、
「溶接金網はΦ6×150×150を使用する」
というものでした。
今回は、二つ目の基準について、ご紹介します。
それは、
「溶接金網(ワイヤーメッシュ)の重ねは1目(150)以上重ねる」
というものです。
まず、ワイヤーメッシュの基準「Φ6×150×150」についておさらいです。
ワイヤーメッシュとは、金属を四角く網状にしたものという意味です。
Φ6というのは、直径6mm という意味でした。
よって、次に書いてある、150×150 は、150mm×150mmの間隔で網状になっているということを示しています!!
写真のワイヤーメッシュの網目の数を数えてみるとわかりますが、
ワイヤーメッシュ1枚のサイズは、
縦・・・13マス = 150mm × 13マス ≒ 1950mm
横・・・6マス = 150mm × 6マス ≒ 900mm
というサイズになります!!
おおよそ、畳1枚分と同じくらいのサイズということになります!!
「重ねは1目(150mm)以上重ねる」 ということなので、
ワイヤーメッシュを重ねる際は、1マス以上を重ねるということになります!!
写真でも、ちゃんと、1マス重ねていますね^^
重ねは、1目(150)「以上」ということなので、
写真のように、2マス (300)重なっていても大丈夫です!!
むしろ、重ねれば重ねるほど、強度が上がるので、それはそれで良いのですが、
その分、材料代(コスト)が多く掛かってしまう為、ただ重ねれば良いという訳ではありません。
縦にしたり横にしたり、一番ロスの少ない置き方を試行錯誤しながら、地面に並べていきます。
必要な分を、適度に、適切に、使用するということが大切です。