照明は電気の線を切ってしまうトラブルが結構多い
最近のお庭には欠かせない照明。
ライティングはお庭や外構の夜のシーンを演出してくれる超重要なアイテムです。
柴ちゃんが作らせてもらうエクステリアやガーデンでは殆ど入れさせてもらっているといっても過言ではありません。
柴ちゃんが仕事を始めたときはまだLEDなんかは無くて、ハロゲン電球やパルックボールなど電球の種類でこれは持ちがいいかな?とか考えていました。
もちろん全て100Vの電源を使用するものです。
しかし、LEDが普及しだしてあっと言う間に外構で使う照明器具もLEDのものが増えてきました。もちろん家庭用電源で使う100Vのものもたくさんありますが、柴ちゃんは今は殆ど12Vの低電圧のものを使っています。
その理由はいくつかありますが、そのひとつが上の写真にあるように配線が切れても安心と言うこと。
実はお庭では結構その配線をきってしまうという事がおこります。
私も造園やさんで修行をさせてもらっていた時代。結構たくさんのPF管を傷つけてしまいました・・・
それはもう、結構盛大に・・・・
反省・・・
いや、でも分からないですよ!!!だって土の中に埋まってるんだもん。
図面に描いてあることなんて殆どないし、「管あるから注意してね!」と言われても、最初から手や小さな園芸用スコップで掘るなんて効率が悪すぎる。
植木屋さんは結構どきどきしながらやっているわけです。
場合によっては最初にエイや!ってやった瞬間にズバーンと切れるなんてことも珍しくない。
100Vの場合はPF管にVA線が入っている事が殆どなので、「あっちゃー、管傷つけちゃった・・・でも中の線は大丈夫だな!危ない危ない。ふ~」と言うパターンがかなり多いんですが、それでも線が傷つくことも有る。
そうなると、漏電などが起こり、家の中に有るブレーカーがズドンと落ちるわけです。
しかし、12Vだとそんな時も安心。
電圧が低いので漏電しない(?)のです。
漏電しないと言うのは本当かな?とちょっと確かではないです(本当はちょっと電気もれてるけど、ブレーカーが落ちるほどはもれてないってことではないかな?と私は思います。今度タカショーさんにきいてみたいと思います。)がこちらはタカショーさんの12Vシリーズの所のカタログから頂きました。
これはかなり安心です。
基本電気は水がかかってはダメ。しかし、庭は外です。雨も降るし雪も降る。
20年前につけた照明器具の結線部から漏電して・・・なんてお話結構あるんです。
そんなこともあって、柴ちゃんはローボルト。
ですが、メリットはそれだけじゃないんです。
低電圧なので誰でも工事できる!!!
実は100Vの照明器具をつけるときは電気工事士の資格を持った方が工事を行う必要があります。
しかし、「うっかり線切っちゃった!」とか「すぐ直して」と言う話になると電気工事士さんがすぐ来てくれるとは限りません。
それに、現場の段取り的にも誰でも結線できると言うのは本当にありがたいこと。
それでも、柴ちゃんは資格を持った人にやってもらう事が多いですが、左官屋さんでもブロックやさんでも金物屋さんでも植木屋さんでも誰でも出来ちゃいます。
写真にもあるように取り付けは非常に簡単です。
あと、もう一つのメリットがこちら。
これです。埋設可能。
このコードのまま埋設が可能なんです。
コンクリートの中に入れるときはもちろんPF管に入れる必要がありますが、土の部分はこのままでOK。
わざわざ太い配管をコンクリートの下をくぐらせたりしなくても、目地の間をするする通していけばそれでOK。
めちゃめちゃ楽です。
ああ、結構長くなってしまったので、今日はこれくらいにしておきます。