【歩道】なぜ歩道に鉄板を敷くのか??どんな場合に敷かないといけない?? 2017-10-20

歩道に鉄板を敷きました!!
歩道に鉄板を敷きました!!
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。

前回は、 【歩道】同じ歩道なのに場所によって色や仕上げが違うのはなぜ??

という内容にてお伝えしました!

 

  

今回は、『歩道』に関するお話の続きです!

  

なぜ歩道に鉄板を敷くのか??

皆さん、

 

歩道に、鉄板が敷いてあるのを見たことありませんか?

 

 

なぜ、歩道に鉄板を敷いているのか、ご存知でしょうか??

 

 

それは、

 

『歩道の上をクルマで通る為。歩道を保護するため』です!!

 

 

歩道というのは、文字通り、「歩くための道」。

 

人間が歩く為の道」なのです。

 

なので、「人間が上を歩く為に必要な程度の耐久性しかない」 のです。

 

 

そこをクルマで通ると、クルマは人間の何十倍も重量があるので、

 

歩道は重量に耐えられず、ボロボロになってしまうのです。

 

 

 

元々普段からクルマを乗り入れする部分(駐車場の出入口部分)は、

 

その間口部分だけクルマの耐圧用に作ってあるのですが、

 

それ以外の部分は、クルマが乗り上げる耐久性はありません。

 

(前回のブログ 【歩道】同じ歩道なのに場所によって色や仕上げが違うのはなぜ??】 参照)

 

 

 

この鉄板は、クルマが載っても大丈夫な耐久性のある鉄板なので、 

 

クルマの通り道にこの鉄板を敷けば、

 

歩道の上を車で載っても大丈夫になるのです!!

 

 

万が一歩道をボロボロにしてしまった場合・・恐ろしいことに。。

たとえば、

 

もし、

 

クルマの乗り入れ部分でない部分に、鉄板を敷かずにクルマを出し入れした場合・・・

 

歩道がボロボロになってしまったとしますよね。

 

すると、どうなるか??

 

 

歩道をボロボロにしたら、

 

歩道の持ち主(管理者)から、損害賠償を求められることになり得ます。

 

ボロボロにした部分を元に戻すよう、請求されてしまうこともあり得ます。

 

 

その、歩道の持ち主は、

 

自治体の、道路管理者です。

 

 

国道だったら国(国土交通省)、

県道だったら県、

市町村道だったら市町村

 

ということになります。

 

 

 

万が一を起こさない為に!

万が一、

 

歩道をボロボロにしてしまって、

 

後から損害賠償請求をされてしまったら、たまったものではありません。

 

 

なので、自治体の方でも、

 

一般市民にそんな事態に陥らせることのないよう、

 

ちゃんと、仕組みを作ってあるんです!!!

 

 

どんな仕組みかというと、

 

 

【歩道の歩行者用部分にクルマを乗り入れする際は、舗装保護用の鉄板を敷くこと。

そしてそれを事前に道路管理者に申請して、許可をもらうこと。】

 

という決まりが作られています。

 

 

いつからいつまで、どんなサイズの鉄板を、どこに置くか。

 

道路占用許可申請書』という書類を作成し、

 

道路管理者に提出し、許可をもらって、鉄板を敷くというルールです。

 

 

 

道路管理者は、

 

道路を管理する義務があるので、

 

歩道がボロボロにならないように、

 

歩道の上をクルマで出し入れしたい人には申請を出させて許可をして、

 

道路保全のために必要な指導をしながら、管理する。

 

 

道路使用者は、

 

管理者に申請を出し許可をもらい、

 

管理者の指導をもらうことで、道路の保全に協力する。

 

 

そうして、お互いに、道路を守っていこうという仕組みになっているのです。

 

 

 

歩道は、

 

みんなの税金で作られているものなので、

 

みんなで協力して守っていこうということですね!!

 

 

 

以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!
 
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