【樹木撤去】樹木の処分にも仕分けが必要!?2017-11-28

枝葉、幹、根と、分類しながら切り分けていきます
枝葉、幹、根と、分類しながら切り分けていきます
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。

 

前回は、 【樹木撤去】最後は手動で枝葉、幹、根 に分けながら細かく切り分ける!!

という内容にてお伝えしました!

 

今回は、樹木撤去シリーズの最終回をお届けします。

  

前回までのおさらい

樹木を根から引っこ抜きました!
樹木を根から引っこ抜きました!

なぜ、枝葉、幹、根に分けながら切るのか?

前回のブログで、

 

ひっこ抜いた木は、そのまま持ち帰るのではなく、

 

葉っぱのついた枝、

 

幹、

 

根、

 

部分ごと細かく切り分ける

 

という話を紹介しました。

 

 

なぜ、わざわざ分類しながら細かく切り分けなければならないのか??

 

それは、

 

処分する際に、そうする必要があるからです!!

 

 

今回現場で切った木は、

 

トラックに乗せて、廃棄物処分業者さんの処分場に持って行くことになります。

 

処分費用のお金を払って、引き取ってもらうのです。

 

 

その処分料は、

 

枝葉、幹、根によって金額が変わってきます。

 

枝葉 → 幹 → 根 の順番に、金額が上がっていきます。

 

 

なぜ金額が違うかというと、

 

燃えやすさ、燃えにくさ、処理のしやすさが違うから!!

 

 

葉っぱや、細い枝は、燃えやすいのは想像できますよね。

 

 

それに比べると、

 

太い幹は、燃えにくい!! 

 

 

さらに、根は、燃えにくいのに加え、

 

土まみれ!!

 

根っこを地面から抜いて、いくら振り払っても、根っこから完全に土を取るのは非常に難しいです。

 

土は燃えないので、

根を焼却する際には、土を取ってから燃やす必要があるので、

 

手間が掛かる分、料金が高くなってしまうんですね。

 

 

焼却ではなく、

再生利用(チップ、パルプなど)する場合でも、

枝よりも幹、根の方が硬く加工しにくいので、

同じことですね。

 

 

枝葉 〇キログラム 〇〇円

幹  〇キログラム **円

根  〇キログラム △△円

 

と、処分料が違ってくるわけです。

 

 

分別が必要というのは、

 

どんなゴミ処分でも同じですね!!

 

 

一般の産業廃棄物でもコンクリート・金属・陶器・レンガ・石 と仕分けしなければならないし、

 

一般の家庭でも、燃えるゴミ、資源ゴミ と仕分けが必要ですし、

 

 

同じように、樹木処分も、仕分けが必要なんだということなんですね!!!

 

 

 

 

 

以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!